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【巨人 2022年のドラフトは?】支配下5選手全員が1軍を経験 ドラ1・浅野翔吾は初HRを記録

2023年10月25日 17:35
毎年注目が集まるプロ野球ドラフト会議が、26日に行われます。2022年に指名された巨人の選手の1年を振り返ります。

巨人は1位で高松商業高校の浅野翔吾選手を入札。阪神との競合の末、原辰徳監督(当時)が交渉権獲得のクジを引きました。

未来のスラッガー候補として期待を寄せられている浅野選手は、ファームで77試合に出場し7本塁打27打点、打率.262をマーク。

7月に一軍初出場を果たすと、8月18日の広島戦でプロ初本塁打を記録しました。高卒ルーキーながら一軍の舞台で24試合を経験し、1本塁打2打点、打率は.250を記録。来季以降の1軍定着が期待されます。

巨人は2位で同じく強打の外野手である、慶応義塾大学・萩尾匡也選手を指名。ファームでは101試合に出場し7本塁打36打点、打率は.283と強打ぶりを発揮しました。しかし、1軍では11試合に出場し16打数1安打と振るわず。打率は.063としており、来季は1軍で数字を残す活躍に期待がかかります。

3位の国学院大学・田中千晴投手は1軍でリリーフとして30試合に登板しました。シーズンを通して2勝3敗、防御率は5.51と少々苦しみましたが、開幕当初の4月は7試合で防御率0.00、3ホールドを記録しました。ファームでは12試合中5試合で先発し、防御率4.56としています。

4位では、守備力への評価が高い創価大学の門脇誠選手を指名しました。門脇選手は、その期待に応えるかのように開幕一軍入りを果たし、シーズン終盤はショートのレギュラーとして定着。打撃においては、開幕序盤は苦しみながらも7月以降は好調に。最終的には126試合に出場し、3本塁打21打点、打率.263を記録しており、充実したルーキーイヤーを送りました。

5位には、即戦力として西濃運輸の船迫大雅投手を指名。開幕一軍メンバーとして、シーズン序盤から巨人の中継ぎ陣を支えました。1軍では36試合でリリーフとして登板し3勝1敗、防御率2.70。ファームでも21試合に登板し4勝、防御率2.78をマークしました。

育成1位の明星大学・松井颯投手は5月に支配下登録を果たしました。5月21日の中日戦でプロ初登板・初先発を務めると、5回5奪三振無失点の快投でプロ初勝利を飾りました。ファームでは16試合中15試合で先発し、8勝2敗、防御率2.04と好成績を残しました。来季以降、先発投手としてのさらなる成長が期待されます。
最終更新日:2023年10月25日 17:35