「プラン通りには進んだ」雨の中の陸上3000m障害 今季初戦の三浦龍司が圧巻の勝利 大学生ランナーも奮闘
雨の中、3000メートル障害の今季初戦に挑み、得意のラストスパートでレースを制した三浦龍司選手
日本グランプリシリーズグレード1の織田幹雄記念国際陸上競技大会が、4月29日に広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)で開催。雨の中、男子3000メートル障害には、日本記録保持者の三浦龍司選手(SUBARU/順天堂大学OB)が、今シーズン初めて同種目に出場し、第一人者として圧巻の強さを見せました。
三浦選手は序盤から積極的にレースを進め、高校時代からのライバル、フィレモン・キプラガット選手(愛三工業)と優勝争いを繰り広げました。
三浦選手が「キプラガット君がガンガン行ってくれたので、その後ろにつくことになりましたが、前半から飛び出していくのは決めていたので、プラン通りには進んだと思います」と話すように、ラスト1周でキプラガット選手を突き放すと、8分22秒07の大会新記録で優勝を果たしました。
三浦「悪天候のなかだったので、リスクを取らず、ケガをしないことも第一優先にはありました。無事に終えられて、優勝もできて、少しは収穫があったと思います」
去年のブダペスト世界選手権で6位入賞している三浦選手は、パリ五輪の参加標準記録(8分15秒00)を切れば、7位入賞した東京五輪に続いて2大会連続の五輪出場が内定します。
今回は終始雨が降るタフなコンディションだったこともあって、その記録には届かず、オリンピック内定は持ち越しとなりましたが、好感触を得た様子でした。
三浦選手は、「まずは8分15秒を切って、早いうちに内定を決めてしまうのが理想。切ることで自信にもつながると思います」と語りました。
今後は世界最高峰のダイヤモンドリーグで五輪内定を狙います。
三浦選手は序盤から積極的にレースを進め、高校時代からのライバル、フィレモン・キプラガット選手(愛三工業)と優勝争いを繰り広げました。
三浦選手が「キプラガット君がガンガン行ってくれたので、その後ろにつくことになりましたが、前半から飛び出していくのは決めていたので、プラン通りには進んだと思います」と話すように、ラスト1周でキプラガット選手を突き放すと、8分22秒07の大会新記録で優勝を果たしました。
三浦「悪天候のなかだったので、リスクを取らず、ケガをしないことも第一優先にはありました。無事に終えられて、優勝もできて、少しは収穫があったと思います」
去年のブダペスト世界選手権で6位入賞している三浦選手は、パリ五輪の参加標準記録(8分15秒00)を切れば、7位入賞した東京五輪に続いて2大会連続の五輪出場が内定します。
今回は終始雨が降るタフなコンディションだったこともあって、その記録には届かず、オリンピック内定は持ち越しとなりましたが、好感触を得た様子でした。
三浦選手は、「まずは8分15秒を切って、早いうちに内定を決めてしまうのが理想。切ることで自信にもつながると思います」と語りました。
今後は世界最高峰のダイヤモンドリーグで五輪内定を狙います。
また、三浦選手の後輩である順天堂大学の選手たちも奮闘を見せました。
5位には村尾雄己選手(順天堂大学3年)が入り、8分33秒76と自己記録を更新。高校記録(8分32秒12)をもつルーキーの永原颯磨選手は、惜しくも入賞を逃しましたが、8分38秒43で9位と健闘しました。
「“同じ舞台で戦いたい”っていう志や目標は普段から見たり聞いたりしているので、一緒に戦えるのはうれしいし、シンパシーを感じる」と、三浦選手も後輩の走りに刺激を受けていました。