メジャー挑戦容認のDeNA今永昇太 プロ8年間の軌跡#3“CY賞投手との出会い”
バウアー投手と試合前練習を行う今永昇太投手(中央2人)
DeNAからポスティングシステムを利用してメジャーリーグ挑戦を容認された今永昇太投手。プロ8年間の活躍を振り返ります。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンが世界一に輝いた2023年3月、サイ・ヤング賞を獲得するなどMLBで活躍してきたトレバー・バウアー投手がDeNAに電撃加入しました。
今永投手はバウアー投手について「変化球のクオリティも素晴らしいし、ピンチで投げ間違えをすることもない。強弱をつけながら投げていたので98球という球数だったけど、余裕を感じるようなピッチングだったのですごい。あのレベルを目指さないといけない」と来日初勝利となった5月3日の試合での好投に大きく刺激を受けていました。
その後も「どんどんストライクゾーンに投げ込んでいくスタイルは僕自身も見習っていかないといけない。逃げてフォアボールというか、ゾーン外だと勝負も始まらないのでバットを振らせる。バットを振られるという恐怖から逃げないということをバウアーから学んでいる」とMLBの厳しさを知るバウアー投手の投球を間近で参考にしていました。
バウアー投手に刺激を受けた今永投手は、昨シーズンと投球回はほとんど変わらなかったものの、奪三振数は132個から174個に大きく増加しました。
2015年にDeNAからドラフト指名を受けたとき、「何か大きな目標を設定するというわけではなくて、目の前の物事を一つずつ積み重ねていくタイプ。まずはプロに入って1勝することを目標にして、そこから積み重ねていくしかない」と話していた今永投手。ここまでプロ8年間で積み重ねた勝利数は64個。
DeNAでの活躍、WBCでの経験やバウアー投手との出会いを通して成長したいま、メジャーリーグでどれほどの勝利数を積み上げられるのか期待がかかります。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンが世界一に輝いた2023年3月、サイ・ヤング賞を獲得するなどMLBで活躍してきたトレバー・バウアー投手がDeNAに電撃加入しました。
今永投手はバウアー投手について「変化球のクオリティも素晴らしいし、ピンチで投げ間違えをすることもない。強弱をつけながら投げていたので98球という球数だったけど、余裕を感じるようなピッチングだったのですごい。あのレベルを目指さないといけない」と来日初勝利となった5月3日の試合での好投に大きく刺激を受けていました。
その後も「どんどんストライクゾーンに投げ込んでいくスタイルは僕自身も見習っていかないといけない。逃げてフォアボールというか、ゾーン外だと勝負も始まらないのでバットを振らせる。バットを振られるという恐怖から逃げないということをバウアーから学んでいる」とMLBの厳しさを知るバウアー投手の投球を間近で参考にしていました。
バウアー投手に刺激を受けた今永投手は、昨シーズンと投球回はほとんど変わらなかったものの、奪三振数は132個から174個に大きく増加しました。
2015年にDeNAからドラフト指名を受けたとき、「何か大きな目標を設定するというわけではなくて、目の前の物事を一つずつ積み重ねていくタイプ。まずはプロに入って1勝することを目標にして、そこから積み重ねていくしかない」と話していた今永投手。ここまでプロ8年間で積み重ねた勝利数は64個。
DeNAでの活躍、WBCでの経験やバウアー投手との出会いを通して成長したいま、メジャーリーグでどれほどの勝利数を積み上げられるのか期待がかかります。