◇カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 侍ジャパンーソフトバンク（26日、宮崎）

試合前にダルビッシュ有投手が源田壮亮選手、山川穂高選手、甲斐拓也選手、大城卓三選手、そして中村悠平選手を相手に実戦形式のピッチングを行いました。

気温10度前後と寒いなかでの投球となりましたが、「寒いのと、味方なので特に右バッターに当てないようにすると肩が開いてしまった。それをちょっとずつ修正していって最後は指先にかかる感じもあった」と、徐々に調子を上げていき、32球を投げ、ヒット性の当たりを3本に抑えました。

侍ジャパンのキャンプでは、選手への助言を惜しみなくする姿がよく見られるダルビッシュ投手。

そのアドバイスを次々と実践する選手の姿に「10年前であればこういう変化球の話をしても、『キャッチボールでやってから』という感じだった。でも今は『ちょっとブルペンで投げてきます』となるので、そういう意味ではみんなオープンマインドになっている。新しいことに挑戦することにみんな怖さがなくなっている」と話しました。

来月8日に開幕するWBCに向け「みんなで楽しんで野球ができるというところが一番大事。気負いすぎずに楽しくできたら」と意気込みました。