◇カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 侍ジャパン8-4ソフトバンク(25日、宮崎)

見事な火消しで1回1/3を無失点に抑えた、侍ジャパンの宇田川優希投手が試合後、取材に応じました。

侍ジャパンが2点リードの7回。宮城大弥投手が2アウト1、3塁のピンチを招いたところで降板し、宇田川投手がマウンドへ。

「（ベンチで）ダルビッシュ有さんに『ポジティブにいこう』と声をかけて下さったので、うまくいくと信じて投げました」と、1発出れば逆転の場面でしたが、正木智也選手を高めのストレートで空振り三振を奪い、このピンチを切り抜けます。

そしてイニングまたぎで続く8回も登板。「1回気持ちをリセットして、新しい気持ちで入れた」と、決め球のフォークで空振り三振を奪うなど、1回1/3を無失点に抑える好投を見せました。

試合後、宇田川投手は「まっすぐも力強い球を投げられて押せたし、フォークもカウントや三振を取れたので、自分らしさが出た。今の状態でも自分のピッチングができたので、自信につながりました」と試合を振り返りました。