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吉田正尚は敵地で打率.333 オリックス時代から得意とするデータで復活の兆し

2023年4月24日 18:07
吉田正尚は敵地で打率.333 オリックス時代から得意とするデータで復活の兆し
敵地・ブリュワーズ戦で2本塁打6打点の活躍を見せた吉田正尚選手(写真:AP/アフロ)
MLB レッドソックス12-5ブリュワーズ(日本時間24日、アメリカンファミリー・フィールド)

レッドソックスの吉田正尚選手が、ブリュワーズ戦で1イニング2本塁打を放つなど、敵地でその力を発揮しています。

吉田選手は、4番・レフトで先発出場し、8回に勝ち越し2号ソロに3号満塁弾と、メジャーリーグでは日本人初となる1イニング2本塁打を達成しました。これで吉田選手は4試合連続安打をマーク。一時は打率.167まで落ち込みましたが、打率.231に上昇しています。

そんな吉田選手には、敵地で強いというデータがあります。

【ホーム・ビジター別の今季成績】
◆ホーム
 10試合、打率.171、1本塁打、8打点
◆ビジター
 7試合、打率.333、2本塁打、7打点

今季は本拠地フェンウェイ・パークで、思うような成績が残せていませんが、ビジターの球場では、その力を発揮しています。この日、2本塁打を放ったブリュワーズ戦も敵地で行われた一戦でした。

実は、オリックス時代も2021年にビジター戦の打率.379をマークするなど、3年目の2018年以降はすべて打率3割以上なのです。

1試合2本塁打の快挙を成し遂げた翌日からは、オリオールズの本拠地に乗り込み3連戦。吉田選手の敵地での勢いは、どこまで続くのでしょうか。