「完璧ではないがこのレベルで戦える」吉田正尚がメジャー復帰 指揮官も評価
◇MLB フィリーズ4-1レッドソックス(日本時間12日、フェンウェイ・パーク)
左手親指の付け根を痛めて負傷者リスト入りしていたレッドソックスの吉田正尚選手が、日本時間12日、本拠地でフィリーズ戦に「5番・指名打者」で先発復帰しました。
およそ1か月半ぶりとなったメジャー復帰戦。初回にいきなり、2アウト、ランナー3塁のチャンスで第1打席を迎えるも、セカンドゴロに倒れました。続く4回の第2打席は四球で出塁すると、7回の第3打席はライトフライに倒れ、この日は2打数無安打の成績でした。
吉田選手についてコーラ監督は「もちろん完璧な状態ではないが、吉田はこのレベルで戦えると思っている。打席が多ければ多いほどよくなるだろう」と語っています。
5月初めに負傷者リスト入りした吉田選手は、日本時間6月9日にチーム傘下の3Aウースターに合流すると、ロチェスター戦に「2番・指名打者」で先発出場。4月29日カブス戦以来となる実戦復帰を果たし、1安打1得点を記録していました。メジャー2年目となる今季は、ここまで24試合に出場し、打率.275、2本塁打、11打点の成績を収めています。