テニスの全豪オープンジュニア・男子シングルスを制した坂本怜選手が記者会見に臨み、喜びのメッセージや今年の抱負を語りました。

2022年からIMGアカデミーを拠点に活動する坂本選手は「この大会で勝てたことはうれしいです」と話し、勝利した際に見せた刀を抜くパフォーマンスについては「半年くらいやっているかな。サムライをイメージしています」と話しました。

また、「2024年いっぱいはジュニアでプレーするつもりか」と尋ねられ、今年の野心について聞かれると「野心？僕はビッグマンになります」と坂本節で答えました。

テニスを始めるきっかけに、元世界ランク4位の錦織圭選手を挙げていた坂本選手。会見で他の選手についても問われると、女子テニス・元世界ランク1位の大坂なおみ選手の名前をあげました。

「錦織選手は僕に多くのインスピレーションを与えてくれた。大きな夢を持たせてくれた。大坂選手には会ったことがないけれど、錦織選手はフロリダにいるから、たまに練習することはある」と、身近で憧れの選手と練習する機会があることを明かした坂本選手。

さらに「今回の勝ちは、僕にとってすごく自信につながるもの。ジュニアの舞台だけではなく、プロの舞台にもジャンプアップしていけるきっかけとなるような勝ちでした。この1年をATPで上に行くためのきっかけとなるような1年にしていきたい」と意気込みを語りました。