ジャイアンツ球場で自主トレーニングを行っている巨人のドラフト3位・佐々木俊輔選手が21日、練習後の取材に応じました。

春季キャンプでは1軍からスタートする佐々木選手は、俊足と強肩が持ち味の走攻守バランスの取れた選手として期待されています。

その佐々木選手はこの日、ガニ股に構える特徴的なバッティングフォームを見せ、「（下半身を）使おう使おうって考えたら、自然とガニ股になった」と試行錯誤の末にたどり着いたそうで、この打ち方で長打が増えたといいます。

また、非公式ながら自己ベスト50メートル6秒フラットの俊足を持つ佐々木選手。「盗塁というよりも、打ってからの一塁到達タイムは結構自信がある」とあたりのよくない打球であっても内野安打をもぎ取るスピードに注目してほしいと話しました。

試行錯誤しながら編み出した打法と自慢のスピードを武器に、見据える目標は“トリプルスリー”。佐々木選手は、「無理って周りからは言われるかもしれないですけど、やっぱり目標を大きく持ってやりたい」と力強く意気込みました。