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「意見は一概にまとめることができなかった」メジャーで今季から導入の『ピッチクロック』NPB選手の意見分かれる

2023年7月20日 6:01
「意見は一概にまとめることができなかった」メジャーで今季から導入の『ピッチクロック』NPB選手の意見分かれる
選手会理事長の巨人・丸選手(左)と会長の広島・會澤選手(右)
プロ野球選手会総会が19日に行われ、選手会会長の會澤翼選手が『ピッチクロック』について話し合いがあったと報告しました。

『ピッチクロック』とは試合時間短縮のために今季からメジャーリーグで導入。投手はランナーなしの場合は15秒、ランナーありの場合は20秒以内に次の投球を行います。また打者は残り8秒までにバッターボックスで構える必要があり、時間制限が与えられるようになりました。

日本でもオーナー会議で導入するかどうかを検討していくことが決まり、会長を務める広島の會澤選手は「野手とピッチャー、中継ぎで様々な意見があったので一概にまとめることができなかった」とコメント。

また、選手会で何かアクションを起こす予定があるか問われると「今のところないです」と返答。理由については、普段守備につくキャッチャー目線から、メジャーでサイン交換で使用される『ピッチコム』と呼ばれる投手と捕手の間で球種とコース送信する電子機器が日本にはないことを例に挙げ、「(ピッチコムの実現には)相当時間もかかると思いますし、今の時点ではなんともいえない」と話しました。
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