プロ野球・巨人の久保康生巡回投手コーチが4日、宮崎で行われている秋季キャンプに合流しました。

練習前には投手陣に「今まで持っていた既成概念を取っ払ってほしい」とお願い。まっさらな状態で、キャンプに臨んで欲しい、と伝えたということです。

練習では菊地大稀投手に投げる時の目線について話し、直江大輔投手には軸を意識した体の使い方について、説明。直江投手にはスローモーションのようにゆっくり投げさせることで、力が伝わる原理を体で覚えて欲しいとしました。

「力の原理が分かってないと、投球の再現性と力感は出ない。若いときに早く理解して、体現して、（投球の）再現性を高める。どうしたら力が出るかをしっかり（体に）伝えて欲しい」

この日は精力的に若手投手に指導していた久保コーチ。原辰徳監督と同じ年で、阪神やソフトバンクでもコーチ経験があります。