【箱根駅伝】駒澤大学・大八木弘明総監督が初の沿道から声援 車中でのスタートに「なんかピンとこない。落ち着かない」
沿道から声援を送る駒澤大・大八木弘明総監督
青山学院大学の2年ぶり7度目の優勝で幕を閉じた第100回箱根駅伝。
7日に放送された日本テレビ「Going!Sports&News」では、初めて沿道からの声かけをした駒澤大学の大八木弘明総監督に密着しました。
昨年の第99回大会で、田澤廉選手らを擁した駒澤大学は、2年ぶり8度目の総合優勝を果たし、大学駅伝3冠を達成。
これを機に大八木監督(当時)は28年指導した監督の座を勇退し、後任の藤田敦史氏に引き継ぐと、今季から総監督に就任しました。
「いつもは運営管理車に乗っているからね」
今大会では、初めて運営管理車ではなく、沿道からの声かけとなった大八木弘明総監督。
往路が行われた2日、1区スタート地点で篠原倖太朗選手に「周り見ながら、自分の力信じながら、本気出していくぞ。落ち着いて頑張れよ」と声をかけると、沿道での応援のため急いで移動します。
スタートを移動車の中で迎えると「なんかピンとこない。落ち着かない」と苦笑いも、「選手たちが思っていた通りの走りをして、喜ぶ顔がみたい」と話し、沿道での応援へ向かいます。
すると1区、レースは抜け出した駿河台大学のレマイヤン選手に篠原選手がぴたりとつける展開になると、このタイミングで運営管理者に乗る藤田監督から、大八木総監督へ電話が。藤田監督の初の声かけとなる言葉を最終確認。総監督として監督をサポートします。
2区の5キロ地点に立つと、主将・鈴木芽吹選手に対し、「あんまり速くいくな!後ろがきたら行くぞ」と沿道から初めての声かけ。中継でもはっきりと聞き取れた大八木総監督の声に、鈴木選手も「わかりやすいですよ。いやでも気付きますよ」と笑みを浮かべました。
声援を終えた大八木総監督は、ゴールを見届けるためすぐさま芦ノ湖に移動。道中でも3区を走る佐藤圭汰選手に助言をおくります。しかし、3区で青学に逆転を許すと、「ん…考えられない」ともらし、不安な表情をみせます。
その後も青学大が4区、5区と好走をみせ、大会新記録で往路優勝。駒澤大学はスタート前に設定した想定タイムを超える走りも、首位から2分38秒差の2位フィニッシュ。これには大八木総監督も、「(駒澤も)往路新記録だもん。もっとも向こうは18分。これより上にいかれるとは思わなかった。考えられない。悔しいな」と話し、初めての沿道での応援となった往路を振り返りました。
7日に放送された日本テレビ「Going!Sports&News」では、初めて沿道からの声かけをした駒澤大学の大八木弘明総監督に密着しました。
昨年の第99回大会で、田澤廉選手らを擁した駒澤大学は、2年ぶり8度目の総合優勝を果たし、大学駅伝3冠を達成。
これを機に大八木監督(当時)は28年指導した監督の座を勇退し、後任の藤田敦史氏に引き継ぐと、今季から総監督に就任しました。
「いつもは運営管理車に乗っているからね」
今大会では、初めて運営管理車ではなく、沿道からの声かけとなった大八木弘明総監督。
往路が行われた2日、1区スタート地点で篠原倖太朗選手に「周り見ながら、自分の力信じながら、本気出していくぞ。落ち着いて頑張れよ」と声をかけると、沿道での応援のため急いで移動します。
スタートを移動車の中で迎えると「なんかピンとこない。落ち着かない」と苦笑いも、「選手たちが思っていた通りの走りをして、喜ぶ顔がみたい」と話し、沿道での応援へ向かいます。
すると1区、レースは抜け出した駿河台大学のレマイヤン選手に篠原選手がぴたりとつける展開になると、このタイミングで運営管理者に乗る藤田監督から、大八木総監督へ電話が。藤田監督の初の声かけとなる言葉を最終確認。総監督として監督をサポートします。
2区の5キロ地点に立つと、主将・鈴木芽吹選手に対し、「あんまり速くいくな!後ろがきたら行くぞ」と沿道から初めての声かけ。中継でもはっきりと聞き取れた大八木総監督の声に、鈴木選手も「わかりやすいですよ。いやでも気付きますよ」と笑みを浮かべました。
声援を終えた大八木総監督は、ゴールを見届けるためすぐさま芦ノ湖に移動。道中でも3区を走る佐藤圭汰選手に助言をおくります。しかし、3区で青学に逆転を許すと、「ん…考えられない」ともらし、不安な表情をみせます。
その後も青学大が4区、5区と好走をみせ、大会新記録で往路優勝。駒澤大学はスタート前に設定した想定タイムを超える走りも、首位から2分38秒差の2位フィニッシュ。これには大八木総監督も、「(駒澤も)往路新記録だもん。もっとも向こうは18分。これより上にいかれるとは思わなかった。考えられない。悔しいな」と話し、初めての沿道での応援となった往路を振り返りました。