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【センバツ】ベスト8が出そろう 青森山田が2戦連続サヨナラ勝ち 大阪桐蔭の西谷監督は甲子園通算歴代最多69勝

2024年3月28日 5:30
【センバツ】ベスト8が出そろう 青森山田が2戦連続サヨナラ勝ち 大阪桐蔭の西谷監督は甲子園通算歴代最多69勝
ベスト8が出そろった第96回選抜高校野球
第96回選抜高等学校野球大会 (27日、甲子園球場)

春の選抜高校野球は27日、4試合が行われました。

中央学院(千葉)7-6宇治山田商(三重)

中央学院は序盤に大きくリードを広げます。2回・臼井夕馬選手の犠牲フライで先制すると、3回には颯佐心汰選手、森田倫揮選手のタイムリーなどでリードを4点に広げます。一方の宇治山田商も中盤以降追い上げを見せ1点差まで詰めますが反撃及ばず。逃げ切った中央学院が初の準々決勝に進出しました。

青森山田(青森)6x-5広陵(広島)

青森山田は広陵の先発・高尾響投手の前に、7回までノーヒットに抑えられます。両チーム無得点で迎えた8回表に広陵が2点を先制しますが、青森山田もその裏にチーム初ヒットを放つと、そこから満塁のチャンスを作り対馬陸翔選手が同点2点タイムリーを放ちます。9回表にはまたしても、3点のリードを許した青森山田ですが、佐藤隆樹選手が満塁で走者一掃となるタイムリースリーベースを放ちまたも同点に追いつきます。そして延長タイブレークに突入した10回裏、ノーアウト満塁から原田純希選手が犠牲フライを放ちこれが決勝点。1回戦に続きサヨナラ勝利で準々決勝進出を果たしました。

大阪桐蔭(大阪)4-2神村学園(鹿児島)

初回、ワイルドピッチで先制を許した大阪桐蔭ですがその裏、徳丸快晴選手の犠牲フライですぐに同点とします。さらに徳丸選手は3回にもタイムリー3ベースを放ち大阪桐蔭が勝ち越します。5回には、境亮陽選手がライトへ放った長打が、ランニングホームランとなり追加点。その後はリードを守りきった大阪桐蔭が3年連続べスト8入り。大阪桐蔭の西谷浩一監督は、智弁和歌山などを指揮した高嶋仁さんを抜き甲子園通算歴代最多69勝目を挙げました。

報徳学園(兵庫)6-1常総学院(茨城)

互いにランナーを出しながらも無得点のまま迎えた3回表、4番・斎藤佑征選手のタイムリーで報徳学園が1点先制します。4回にも、ピッチャー間木歩投手がタイムリーを放ち1点を追加。さらに5回にもタイムリーや押し出し四球もあり3点を奪った報徳学園。6-1で常総学院を破り2年連続で準々決勝進出を決めました。

<28日の対戦カード>
第1試合 星稜(石川)-阿南光(徳島)
第2試合 健大高崎(群馬)-山梨学院(山梨)
第3試合 中央学院(千葉)-青森山田(青森)
第4試合 大阪桐蔭(大阪)-報徳学園(兵庫)
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