【センバツ】星稜と阿南光がベスト8進出 3試合ともに投手陣の奮闘光る 26日は連覇狙う山梨学院が創志学園と激突
■常総学院(茨城)1-0日本航空石川(石川)
2日連続順延となった常総学院と日本航空石川の一戦。両校無得点のまま迎えた6回、常総学院の攻撃。1アウト3塁から3年・武田勇哉選手の犠牲フライで先制。先発した3年生右腕小林芯汰投手が9回119球の完封勝利を飾りました。序盤は雨が降るコンディションの中で、9回にはともに好守備が飛び出すなど、ノーエラーで1点差の拮抗した争いでした。
■星稜(石川)3-2八戸学院光星(青森)
星稜は2-2で迎えた6回、2アウト2塁のチャンスで3年生の中島幹大選手が勝ち越しタイムリー。投げては、3年生左腕の佐宗翼投手が9回2失点の完投。141球の力投で八戸学院光星を下し、ベスト8に進出しました。八戸学院光星は6回以降毎回ランナーを出しましたが、好機を生かせませんでした。
■阿南光(徳島)3-0熊本国府(熊本)
阿南光のエース・吉岡暖投手は、コーナーを突いたストレートと大きく曲がる変化球で、9回14奪三振、無四球で完封勝利。初回に3番・福田修盛選手のタイムリースリーベースヒットや相手のエラーで先制。4回にも8番・戸田大貴選手のタイムリーツーベースヒットで1点を加え、徳島公立の雄・阿南光が勝利しました。1回戦で春夏通じて初の甲子園1勝を飾った熊本国府は、初のベスト8進出とはなりませんでした。
▽26日の日程は以下、2回戦3試合を予定。
第1試合 明豊(大分)vs健大高崎(群馬)
第2試合 創志学園(岡山)vs山梨学院(山梨)
第3試合 中央学院(千葉)vs宇治山田商(三重)