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「二刀流じゃん」阪神・西純矢が投打で存在感 回またぎのロングリリーフ&2ベースヒットで勝利に貢献

2022年10月10日 18:38
「二刀流じゃん」阪神・西純矢が投打で存在感 回またぎのロングリリーフ&2ベースヒットで勝利に貢献
中継ぎとして2回無失点の好投を見せた阪神・西純矢投手
プロ野球セ・リーグ クライマックスシリーズ1stステージ 阪神3ー2DeNA(10日、横浜スタジアム)

逆転勝利でクライマックスシリーズファイナルへと進出した阪神。その中で4番手として登板した西純矢投手の存在感が光りました。

1点を勝ち越した直後の6回裏、2アウトの場面で4番手としてマウンドにあがった西投手。牧秀悟選手にヒットを許すものの、続く宮崎敏郎選手をセンターフライに抑え得点を許しません。

7回表には西投手に打席が回りますが、矢野燿大監督はそのまま打席へと送ります。ボールカウント1-1からDeNA・エスコバー投手の投じた155キロのストレートをはじき返し、レフトへの2ベースヒットに。2塁に到達した西投手は笑顔でガッツポーズ。後続が倒れ得点とはなりませんでしたが、この一打にベンチも盛り上がりを見せました。

さらに7回裏のマウンドにも立った西投手、DeNA打線を三者凡退に抑えると8回も続投。フォアボールのランナーを許し2アウト2塁の場面で降板しますが、後を託した湯浅京己投手がピンチを抑え得点は許しませんでした。

西投手は2回を無失点に抑える好投にバットでも1安打。接戦の中で存在感を見せ、勝利に貢献しました。この活躍にSNSでは「二刀流じゃん」「バッティングええなあ」など賞賛する声が上がりました。