全米野球記者協会の投票で決まるMLBの最優秀監督賞が日本時間15日に発表され、ア・リーグではオリオールズのブランドン・ハイド監督、ナ・リーグではマーリンズのスキップ・シューマッカー監督が受賞しました。

オリオールズのハイド監督は2018年12月に監督就任。2019年と2021年はレギュラージーズン100敗以上を喫しましたが、2022年には83勝で勝ち越すと、最優秀監督賞では1位と33ポイント差の2位となりました。

今季は101勝で2014年以来9年ぶりの地区優勝を決めるなど、その手腕を発揮。1位票『27』、2位票『3』を集め、合計144ポイント。2位のブルース・ボウチー監督(レンジャーズ)に83ポイントの差をつけて、ア・リーグの最優秀監督賞に選ばれました。

マーリンズのシューマッカー監督は今季からチームの指揮を執ると、地区3位ながらも、短縮シーズンだった2020年を除くフルシーズンでは、2003年以来20年ぶりとなるポストシーズン進出を決めました。1位票『8』、2位票『8』、3位票『8』を集め、合計72ポイント。2位のクレイグ・カウンセル監督(ブリュワーズ)に21ポイントをつけて、ナ・リーグの最優秀監督賞に選ばれました。