◇プロ野球イースタン・リーグ 巨人3-2DeNA（10日、ジャイアンツ球場）

8回のマウンドに上がった巨人の馬場皐輔投手。DeNAの打順は3番の石上泰輝選手からです。

カウント2-2まで持っていくと、最後はカットボールをインコースに決め、見逃し三振を奪います。続く梶原昂希選手も変化球で空振り三振に仕留めると、村川凪選手を高めアウトコースのまっすぐで見逃しで切って取り、3者三振で1イニングをしめました。

この日は3番手の近藤大亮投手から最後9回を投げた伊藤優輔投手まで無失点リレーの巨人。ヒーローインタビューには、馬場投手が選ばれました。

「最近までふがいないピッチングが続いていた。たくさん練習もしてるので、その結果を出せるように意識して投げました」

開幕前に2軍に合流することとなった馬場投手。4月は中継ぎで2勝1敗としていますが、防御率は4点台と少し高めでした。しかし、5月に入ってからは調子を上げ、三振の数も増えてきました。

オフに現役ドラフトで阪神から移籍。どんな思いで1年を戦うのかと聞かれると、「1軍に行ってしっかり戦力になるようなピッチングをしていかないといけない1年だと思うので、2軍でしっかりやるべきことをやって、1軍で呼ばれるように継続してやっていきたいなと思います」と意気込みました。