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【卓球】張本美和 初戦敗退も世界女王相手に大熱戦「チャンスがあった試合だったので悔しい」

2023年12月16日 19:30
【卓球】張本美和 初戦敗退も世界女王相手に大熱戦「チャンスがあった試合だったので悔しい」
惜しくも初戦で敗れた張本美和選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
◇WTT女子ファイナルズ名古屋2023(15日、名古屋金城ふ頭アリーナ)

卓球の世界トップ16人のみが出場できるWTT女子ファイナルズ。今大会最年少の15歳・張本美和選手は惜しくも初戦で敗れ、試合後には悔しさを口にしました。

張本選手は初戦から世界ランク1位の中国・孫穎莎選手と対戦。世界女王にもひるまず、第1ゲームを11-6で制します。

その後2ゲームを連取されますが、第4ゲームを11-3で制した張本選手。最終第5ゲームの序盤は3-0と好発進も、同点に追いつかれるとさらに4連続ポイントを奪われるなど、最後は6-11と一歩及ばず。女王相手に惜しくも敗れました。

この大熱戦を振り返り張本選手は「今は悔しい気持ちでいっぱい。成長した部分を見せられたというのは良かったかなと思うんですけど、チャンスがあった試合だったので、やっぱり悔しい気持ちが大きいです」と語りました。

「自分の手応え的にも(世界トップが)けっこう近づいてきたと感じている」と語るように、張本選手はこの1年で急成長を遂げ、国際大会での優勝も経験。世界ランクも去年3月の624位から14位へと大きく上昇させました。

年内の試合はこれが最終戦ということで「成長して結果にも表れて嬉しいときももちろんありましたけど、やっぱりトップの選手になったときに圧倒されるというか、惜しい部分があって、それは今日もあった。来年はもっと成長して自分の悪い部分をもっとなくせるように頑張りたいと思います」と来年への意気込みを語りました。