プロ野球・日本ハムは6日、オリックスからFA加入した山崎福也投手の入団会見を行いました。

今季11勝をあげた山崎投手は投球だけでなく打撃にも定評があります。これまで交流戦で打席に立つ機会もあり、通算では22打数6安打1打点、打率.273を記録しています。

会見でも打撃について話が及ぶと、「バッティングは個人的には好きですし、得意ですけど、そこは監督の指示通りに従います」と話しました。

すると、会見に同席した新庄剛志監督は「ファイターズは決まりがないチームなので、山崎君と球団と話しながら、バッティングをしたいというなら協力したいし、山崎君が来年1年目はピッチャーとして全力でやっていきたいとしたら、そうしたい」とコメントしました。

さらに、新庄監督から「9番ピッチャーでも面白いかな。伏見（寅威）選手より打つよね」と、今季打率.201の伏見選手を引き合いに出し冗談を交えながら山崎投手に問いかけると「ちょっとお答えできないです」とたじたじ。会見場は笑いに包まれました。

移籍1年目となる来季、山崎投手が北海道の地で、バッターボックスに立つ姿を見ることとなるかもしれません。