プロ野球・西武の新監督に就任した西口文也氏が11日に会見し、ファンからの質問に答えました。

冒頭での挨拶では「1軍監督を引き受けることになりました西口文也です。今は身が引き締まる思いでいっぱいです。あまりひとりでしゃべることが苦手なので質疑応答で答えたいので、よろしくお願いします」と現役時代と変わらない西口さんらしい短い言葉で会見がスタートしました。

会見では球団がファンから募集した質問に西口新監督が答える場面もあり、ファンからの「現時点でライオンズの何が一番課題か」という質問に対して西口新監督は「ファンの皆さんが一番わかっているんじゃないですかね」と即答し、「今年の成績通り打てなかった、それにつきると思います」と、チーム打率.212、総得点数350得点で12球団ワーストだった打撃面での課題をあげました。

続けて「ファンの皆さんの期待に応えられるように、なんとか来年は少しでも打てるようにしていきたい。そのためにも選手たちには頑張ってもらいます」と力を込めたコメントをしました。

西武は今月中旬から秋季練習が行われ、どのような打撃練習を行っていくかについては「自分の頭の中だけでは考えられないと思うので、いろいろなコーチと相談しながらどのようなアプローチをしていけばいいのか考えていきたい」と具体的な回答はなかったものの、今後のプランを話しました。