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前人未到の7連覇へ名城大2年連続1区・米澤奈々香が抱負 主将不在も「駅伝部全員で優勝を」

2023年10月29日 8:55
前人未到の7連覇へ名城大2年連続1区・米澤奈々香が抱負 主将不在も「駅伝部全員で優勝を」
名城大2年生・米澤奈々香選手
◇第41回全日本大学女子駅伝(29日、宮城・仙台、6区間38.0km)

前人未到の7連覇を目指す名城大。1区を走る2年生の米澤奈々香選手は、覚悟を口にしました。

名城大は前回の大会で史上初の6連覇を達成。米澤選手は、スーパールーキーとして1区区間賞を獲得。高校時代は仙台育英高で過ごした米澤選手は、2年連続で大事な1区を務めます。

「今年も1区を任せていただいて、すごく流れをつくる重要な区間になっているので、自分の状態を確認しながらレース展開を見て、自分のいけるところからしっかりといきたい。チームのために1秒でも早く、笑顔で2区にたすきを渡したい」と力を込めました。

今大会は不安要素もあります。春先から不調に悩まされた、3年連続区間賞のキャプテン増渕祐香選手(4年)が区間エントリーから外れ補欠登録。夏場も調子が上がらなかったというチームは、3年生以下の布陣で挑むことになりました。

「今年は祐香先輩が、選手の中では4年生がひとりで引っ張ってきてくださったので、プレッシャーは一番感じていたのかなと思っています。自分たちもその背中を見て7連覇に向けて頑張ってきて、全員が駅伝に向けての意識も一つになっていて、本当に一丸となってチーム全体で戦えるというのが、名城大の強みだと思っています。一人一人が役目を全うして、当日は駅伝部全員で優勝したい」と7連覇へ覚悟をのぞかせました。

名城大は、1区・米澤奈々香選手(2年)、2区・丸山楓(1年)、3区・石松愛朱加選手(2年)、4区・薮谷奈瑠選手(1年)、5区・原田紗希選手(2年)、6区・谷元七星選手(3年)の布陣で挑みます。

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