【全日本大学女子駅伝プレイバック前編】2021年大東文化大学・鈴木優花 挫折乗り越え「パリ五輪代表」の夢つかむ
大学時代に目標を語る鈴木優花選手【画像:番組OAより】
生まれは雪国・秋田県大仙市。小さいころからかけっこが大好きで「何事も辛抱強くとことんやる頑張り屋」と教えてくれたのは父・茂樹さんと母・康子さん。さらに康子さんは「寝返りを打つのが本当に早く、2カ月半で習得。一生懸命寝返りを練習し『やり遂げたい』という表情は、あの頃と今も変わらない」と語ります。
優しい性格ですが、「やると決めたらやり抜く」という強い信念を持っていた優花選手。2019年大学2年生のとき、大学生の世界大会、ユニバーシアードのハーフマラソンで金メダルを獲得します。
大学女子駅伝日本一を決める全日本大学女子駅伝では、1年生の時に2区で12人のごぼう抜きを見せ区間賞。2年生では3区トップを走る名城大学に追いつき、熾烈な先頭争いを繰り広げ、2年連続で区間賞を獲得します。3年生でもアンカー6区を任され区間賞を獲得するなど、順調に階段を上ってきました。
しかし、大学4年生になると壁にぶつかります。エースとして「何が何でも全日本(大学女子駅伝)で優勝したい」という気持ちで迎えた春。気負いが裏目となり、度重なるケガ。満足に練習ができない時期がありました。いつも笑顔だった彼女は、責任感の強さから、涙を流しながら「こんな自分ではチームがダメになる」と語るなど、自分を責め、もがき苦しんでいました。
そんな彼女を救ったのは両親からの言葉でした。後編へ続く。
今年も数々のドラマが生まれる 仙台から世界へ。「第41回全日本大学女子駅伝」は10月29日(日)に開催されます。
しかし、大学4年生になると壁にぶつかります。エースとして「何が何でも全日本(大学女子駅伝)で優勝したい」という気持ちで迎えた春。気負いが裏目となり、度重なるケガ。満足に練習ができない時期がありました。いつも笑顔だった彼女は、責任感の強さから、涙を流しながら「こんな自分ではチームがダメになる」と語るなど、自分を責め、もがき苦しんでいました。
そんな彼女を救ったのは両親からの言葉でした。後編へ続く。
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