×

総合力で立命館大“6年ぶり全日本2位” 3区区間2位村松灯は来年の打倒名城誓う

2022年10月31日 16:12
総合力で立命館大“6年ぶり全日本2位” 3区区間2位村松灯は来年の打倒名城誓う
6年ぶりの全日本2位の立命館大学、区間2位に4人が入る
全日本大学女子駅伝(30日、宮城・仙台、6区間38.1km)

16年以来6年ぶりとなる2位に入った立命館大学。区間賞は1人もいなかったものの、区間2位に4人が入る高い総合力を見せつけました。

3区を走り、2人抜きで区間2位の好走を見せた村松灯選手(2年)。しかし大会後を終えて出た言葉は「全体的には悔しいというのが一番」。

そう思わせたのは、史上初の6連覇を飾った名城大学の存在。村松選手がタスキをもらった時点では1位名城大とは50秒差、差を縮めたかったところですが、3区区間賞の名城大・山本有真選手(4年)に42秒差をつけられ、さらにリードを広げられました。

「区間賞の山本さんとは42秒離されたし、チームとしても優勝を目標にやってきたので。名城の壁は高いのは分かっていたけど、やっぱり立命館としてトップの座はあきらめたくなかったので、素直に悔しいです」

今後の課題に向けては「立命館は総合力で勝つ駅伝が強みだとと思っている。1人1人が5000mのタイムを上げて、平均15分台で走れるようにしたい」と話した村松選手。

一方で「チームとして成長できて、優勝に向けて着実に上がってきている」と実感したともいう村松選手。来年の全日本では8年ぶりの優勝を目指します。

【立命館大学の区間順位】
1区 区間2位 村松結(1年)
2区 区間7位 柳井綾音(1年)
3区 区間2位 村松灯(2年)
4区 区間4位 外間礼那(1年)
5区 区間2位 飛田凜香(4年)
6区 区間2位 平岡美帆(4年)