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「みんなで笑顔で終われるように頑張りたい」史上初の全日本6連覇挑む名城大 キャプテン小林成美はエース区間5区起用

2022年10月30日 5:00
「みんなで笑顔で終われるように頑張りたい」史上初の全日本6連覇挑む名城大 キャプテン小林成美はエース区間5区起用
名城大学・小林成美選手は5区
史上初の全日本大学女子駅伝6連覇に挑む名城大学。大会前日の29日、区間オーダーが発表されました。

「前半3区間でいかに優位に立つかが大きなポイントになるかなと思っています」

米田勝朗監督はその前半3区間の2区間に1年生を2人エントリー。1区には5000mのベストでチーム2位の米澤奈々香選手(1年)、2区には石松愛朱加選手(1年)を起用。特に米澤選手には「駅伝の流れを作る1区、しっかり役割を果たして欲しい」と期待を口にしました。

3区には5000m日本学生歴代1位のタイム(15分16秒71)を持つ山本有真選手(4年)。この4年間で着実に成長してきたチームの柱に米田監督は「日本代表として世界と戦える選手になれるのではないかと思っている」と絶大の信頼を寄せています。
そしてエース区間の5区にはキャプテンの小林成美選手を2年連続で起用。最長区間9.2kmのポイントについて小林選手は「2つの上り坂でしっかり粘っていきたい」とコメント。

今回、全日本史上初の6連覇がかかる名城大学。この大記録に向けて小林選手は「(プレッシャーと楽しみは)半分半分ですね。プレッシャーというのもあるんですけど、6連覇の挑戦をさせていただけるのは、伝統を培ってくれた先輩方みなさんと周りのサポートのおかげ。最後の全日本になりますけど、みんなで笑顔で終われるように頑張りたいと思います」と話しました。

そして今回4区間で走る後輩たちには「上級生の私たちが頑張るので、思い切り走って欲しいかなと思います!」と、頼りになる言葉を残しました。

名城大学の6連覇達成なるか、全日本大学女子駅伝は30日(日)午後0時10分にスタートします。

【名城大の区間オーダー】
1区 6.6km 米澤奈々香(1年)
2区 3.9km 石松愛朱加(1年)
3区 6.9km 山本有真(4年)
4区 4.8km 谷本七星(2年)
5区 9.2km 小林成美(4年)
6区 6.7km 増渕祐香(3年)