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ブラインドサッカー日本選手権 代表主将・川村怜のパペレシアル品川が全国22チームの頂点

2023年2月11日 18:49
ブラインドサッカー日本選手権 代表主将・川村怜のパペレシアル品川が全国22チームの頂点
ブラインドサッカー日本選手権で優勝し貢献した川村怜選手
第20回アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権決勝が11日、東京・町田市立総合体育館で行われました。

全国のブラインドサッカーチーム22チームの頂点をかけて、パペレシアル品川(東京)とたまハッサーズ(東京)の決勝戦。

ブラインドサッカーは、主に全盲の選手がアイマスクを着けて行う5人制のサッカーです。音の出るボールを使い、フィールドの選手は、選手・ガイドの声やボールの音を頼りにプレーします。

試合が動いたのは、前半13分。日本代表で主将を務めるパペレシアル品川の川村怜選手が、ボールが足に吸い付くようなドリブルでディフェンスを次々とかわし、強烈なシュート。これが決まり、パペレシアル品川が先制します。

後半、こちらも日本代表のエース、たまハッサーズの黒田智成選手が切れのあるドリブルで、何度もゴールを脅かしますが得点は奪えません。

試合は、川村選手の1点を守りきったパペレシアル品川が日本一に輝きました。得点王(3得点)とMVPにも選ばれた川村選手は「今日は1点しか点が取れず、もっと取れたし、取らなければいけなかった。」と自身のパフォーマンスを厳しく評価しました。

また、チームの優勝について「品川でブラインドサッカーチームを作りたいと言って3人で始めたチーム。多くの失敗や難しい経験もあったが、みんなが欠かせない役割を果たして日本一になれたことがうれしい」と笑顔で喜びを語りました。

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