ワールドカップアジア地区予選で23日にイランと、26日にバーレーンと対戦するバスケットボール男子日本代表。

13日からスタートした代表合宿にて、新たに追加招集されたのが6選手。その中で注目なのが高校バスケの名門・福岡大学附属大濠高校2年、17歳の川島悠翔(ゆうと)選手です。

群馬大学共同教育学部附属中学校から福岡大学附属大濠高校に入学した川島選手は1年生からレギュラーとして活躍します。2021年12月に行われたウインターカップでは帝京長岡高校との決勝戦でチーム最多15得点をマークし、優勝に大きく貢献、大会ベストファイブにも選出されました。

川島選手の活躍の場は高校バスケだけに留まらず。22年6月に行われた「U16アジア選手権」ではチームのエースとして活躍、1試合平均26.6得点、11.2リバウンド、2.2アシストをマーク。日本代表を史上初の決勝進出に導くとともに、大会MVPにも輝きました。

身長200センチ、体重は88キロと体格に恵まれ、豊富な運動力が持ち味の川島選手。インサイドのプレーだけでなく、しなやかなシュートタッチで3ポイントも狙える選手として期待が寄せられます。

今回の招集に際し、川島選手は「男子日本代表チームの合宿に招集され、とても嬉しいです。ホーバスHCや周りの人の期待に応えられるようにプレーしていきたいです。できないことが多いのは当然なので、たくさんチャレンジしていろいろ学んで、更にレベルアップします。今回の合宿では一番年齢の近い、福岡第一卒の河村勇輝さんと話してみたいと思います。その他、小さいころから見ていた選手ばかりなのでいろいろ質問して、プロの世界のこと、バスケット人生においてどういうことをしたら良いのかなどアドバイスをたくさんもらって、いい合宿にしたいと思います」とコメントしています。