バスケ日本代表トム・ホーバスHC「若い人はすごいエネルギーある」高校生に“熱血指導” W杯へも自信
ベンチ前で打撃練習を視察した際には、ヤクルトの選手が放ったボールが防球ネットに直撃して跳ね返って飛んでくるハプニングが発生します。しかし、ホーバス監督はすかさず手を伸ばしてこれを捕球し、スタンドの観客からはどよめきと拍手が起こりました。
その後、ホーバス監督は沖縄県立美来工科高校の男子バスケ部を訪れ、声をかけながら戦術などをアドバイス。
高校生へ「これはNBA選手もたくさん練習する、大事な練習」など自らの経験を交えながら、身振り手振りで熱血指導を行います。
実戦的な練習の後には、高校生の選手たちからの質問に回答。「体の小さい選手でも日本代表で活躍するためには?」という質問に「バスケットボールは体の大きさや力だけではなく、頭、気持ち、スピードが大事。そこを日本代表も強化したいところ」と答え、選手たちも真剣なまなざしで聞き入っている様子でした。
今回の指導を終え、ホーバス監督は「若い人はすごいエネルギーある。質問コーナーで質問がいっぱい出たのはすごいいいこと」と話し、6ヶ月後に開催の迫るW杯へ向けて「いい雰囲気を作っていきたい。すごい楽しみ、自信はある」と期待感を示しました。