◇プロ野球セ・パ交流戦 日本ハム7-2巨人（29日、札幌ドーム）

9番セカンドで3試合ぶりにスタメン出場した杉谷拳士選手が2打席連続で打点を挙げました。

杉谷選手は同点の2回。１アウト2、3塁と勝ち越しのチャンスで打席が回ってくると、ショートゴロに打ち取られますが、その間に3塁ランナーがホームイン。日本ハムが勝ち越します。

さらに4回。今度はノーアウト満塁で打席が回ってくると、甘く入ったカットボールをライトへタイムリーヒット。2打席連続で打点を挙げました。

◇以下、杉谷選手の主なヒーローインタビュー

――さすがの貫禄というヒーローインタビューですが、ヒーローインタビューお帰りなさいと言っていいですかね？

「はい。前回、無安打でヒーローインタビューの前借りということで、今回は死にもの狂いでお立ち台に来ました」

――今日は正真正銘のヒーローインタビューです。

「ファンの皆さんも今日はスターティングラインアップを最後に杉谷、杉谷と言っていただき、名を連ねることができたので、なんとかその思いに応えたい。チャンスでみんなが回してくれたので、なんとか本当に1本打ちたいという思いで打席に立って、いい結果が出たので良かったなと思っています」

――2回の内野ゴロ、得点も入りました。4回のタイムリー大事な場面でいい仕事ができたんじゃないですか？

「2回すぐ追いつかれてしまって、展開的にもどうしても1点がほしい場面だなと思っていたので、内野もしんどかったのでなんとか転がして1点でもって思いで打席に立ったので、結果がいい方向にいったのかなと思います」

――昨日は中田翔選手の登場曲をかけてという場面もありました。先輩の前でもいい姿を見せられたんじゃないですか？

「中田さんの入場曲で打席に立ちたいなと思っていたので、ファンの皆さんも期待していましたし、結果こそ出ませんでしたけども、あの曲がかかるっていうことは僕もずっと戦ってきたチームメートだったので、すごいあふれるものはありました。昨日ヒーローインタビューで中田さんが『ぜんぜん知りませんでした』と言っていたんですけども、後からしっかりLINEで『ありがとな』ってきていました」

――ファンの姿を見ているとまたヒーローインタビューに杉谷選手が帰ってくることを皆さん待ち望んでいるかと思います。2人の後輩がお手本を求めているかと思いますので、ぜひ最後ヒーローインタビュー杉谷選手の言葉で締めてください。

「この1週間、本当にたくさんの経験をすることができたなと思っています。ファイターズ、本当にこれから強くなっていくチームだと思いますし、僕も含めて色んなミスもたくさん出てきていると思いますけども、これからどんどん成長していく姿をファンの皆様と一緒にファイターズを温かく見守ってもらえればなと思っています。成長していく姿を是非、今年最後の札幌ドームで見て、来年の新球場、皆様と一緒に勝ちを分かち合えたらいいなと思っています。きょうは本当にありがとうございました」