◇MLB エンゼルス11-7カージナルス(日本時間5日、ブッシュ・スタジアム)

カージナルスのラーズ・ヌートバー選手が、エンゼルス戦でキャリア初となる1試合4安打をマーク。3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でともに戦った大谷翔平との3連戦を終えて、「ショウヘイに会えたことはとても良かった」と振り返りました。

前日の試合では、ピッチャーの大谷選手と初対戦したヌートバー選手。3打席連続三振を喫しノーヒットでした。

一夜明けたこの日は、「アプローチを少し変えました」と明かしたヌートバー選手。タイミングをとる際に足の上げ方を小さくして試合に臨みました。

初回の第1打席では、先発キャニング投手から、3試合ぶりのヒットを記録。すると第2打席、第4打席もヒットを放ち、4月24日以来の3安打をマークします。

そして11-7の8回には、デービッドソン投手から低めのスライダーをとらえると、ライナー性の打球をショートのネト選手がはじき内野安打。打撃フォームを変えたヌートバー選手は、キャリア初となる1試合4安打で結果を残しました。

エンゼルスとは今季最初で最後のシーズンで戦う3連戦。ヌートバー選手のカージナルスは悔しい3連敗となりましたが、「もちろん次回は勝ちたいですが、ショウヘイとイッペイに会えたことはとても良かったです」とコメント。大谷選手とその通訳をつとめる水原一平さんとの再会を喜びました。