復活トライ 松田力也 前十字じん帯断裂からスピード進化し勝利呼び込む「ラグビーが出来て幸せ」
前十字じん帯断裂から約7か月ぶり復帰し逆転トライを決めた埼玉・松田力也選手
◇「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE2022-23」埼玉ワイルドナイツ22-19東芝ブレイブルーパス東京(17日、熊谷ラグビー場)
2季目となるシーズンが開幕したジャパンラグビーリーグワン。
連覇を目指す初代王者・埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、埼玉)は昨季4位・日本代表リーチ マイケル擁する東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)と対戦しました。
昨季リーグ戦14勝のうち9度の逆転勝利を記録した埼玉は、この試合でも後半15分に逆転トライ。
その後、一時同点に追いつかれましたが、再度引き離し、22-19で開幕戦を制しました。
その逆転トライを決め、勝利を呼び込んだのは左膝前十字じん帯断裂の大ケガから約7ヶ月ぶりに復帰した2019年W杯日本代表、スタンドオフ・松田力也選手でした。
後半15分。相手陣内約10mに入ったところでボールを持つと「いい形ではなかったが自分の前のスペースが空いたように見えた」と相手ディフェンスの一瞬のスキを突き前進。約40mを走り、最後はタックルを受けながらもトライを奪いました。
松田選手は5月7日の昨季最終節で左膝前十字じん帯を断裂。長期離脱を余儀なくされ、過酷なリハビリに取り組みました。リハビリ期間に、体の弱い部位を見つめ直し、肉体改造を行った松田選手。特に重点的に鍛えたのは、内側広筋と呼ばれる太ももの内側の筋肉。これによりケガをする前より「走るスピード」が上がったといいます。
そのスピードをいかした今回のトライ。松田選手は「ケガする前よりも自分の体と向き合って、すごくいい状態で戻れていると思う。昔(ケガ以前)なら走り切れていなかったのではないか」と振り返り、「この日を心待ちにしていた。帰ってこられて率直に嬉しい。このグラウンドでラグビーができることが本当に幸せ」と復帰への喜びを表現しました。
復帰戦でトライを含む9得点を挙げ存在感を示した松田選手ですが、今試合の自身のプレーを「50点」と評価。「今後の試合では毎試合100点を出せるように頑張っていきたい」と今後に向けて意気込みを語りました。
2季目となるシーズンが開幕したジャパンラグビーリーグワン。
連覇を目指す初代王者・埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、埼玉)は昨季4位・日本代表リーチ マイケル擁する東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)と対戦しました。
昨季リーグ戦14勝のうち9度の逆転勝利を記録した埼玉は、この試合でも後半15分に逆転トライ。
その後、一時同点に追いつかれましたが、再度引き離し、22-19で開幕戦を制しました。
その逆転トライを決め、勝利を呼び込んだのは左膝前十字じん帯断裂の大ケガから約7ヶ月ぶりに復帰した2019年W杯日本代表、スタンドオフ・松田力也選手でした。
後半15分。相手陣内約10mに入ったところでボールを持つと「いい形ではなかったが自分の前のスペースが空いたように見えた」と相手ディフェンスの一瞬のスキを突き前進。約40mを走り、最後はタックルを受けながらもトライを奪いました。
松田選手は5月7日の昨季最終節で左膝前十字じん帯を断裂。長期離脱を余儀なくされ、過酷なリハビリに取り組みました。リハビリ期間に、体の弱い部位を見つめ直し、肉体改造を行った松田選手。特に重点的に鍛えたのは、内側広筋と呼ばれる太ももの内側の筋肉。これによりケガをする前より「走るスピード」が上がったといいます。
そのスピードをいかした今回のトライ。松田選手は「ケガする前よりも自分の体と向き合って、すごくいい状態で戻れていると思う。昔(ケガ以前)なら走り切れていなかったのではないか」と振り返り、「この日を心待ちにしていた。帰ってこられて率直に嬉しい。このグラウンドでラグビーができることが本当に幸せ」と復帰への喜びを表現しました。
復帰戦でトライを含む9得点を挙げ存在感を示した松田選手ですが、今試合の自身のプレーを「50点」と評価。「今後の試合では毎試合100点を出せるように頑張っていきたい」と今後に向けて意気込みを語りました。