◇第30回全国中学校駅伝(18日、滋賀県希望が丘文化公園)

女子は5区間計12キロ(1区と5区が3キロ、2区～4区が2キロ)。各都道府県の代表校47に加え、開催地枠を加えた全48チームが日本一を目指します。女子ではトラックでの1500メートルの持ちタイムが速いエース級の選手たちが、3キロ区間となる1区と5区を走る傾向にあります。

今大会のメンバーで最も速いのは、山口の高川学園の金子瑛怜(えれん)選手。夏の全日本中学校陸上競技選手権1500メートルでは2位に入っています。また同じく3位に入った静岡の細江の大谷芽以選手、去年の優勝校兵庫・稲美は前回大会の1区区間賞を取っている吉川菜緒選手を起用するなど、ハイレベルな選手たちが集まっており、トップの座を争います。

また持ちタイム上位10人のうち2人を抱えている富山・大沢野と福島・会津若松第一は5区にも好タイムの選手を起用。大沢野は1年の長森結愛選手、会津若松第一はチームで一番のタイムを持つ湯田和未選手を配置しています。

第30回全国中学校駅伝。女子は11時10分にスタートします。

【今大会1500mタイム上位10選手が走る区間】
＜1区＞
・金子瑛怜(山口・高川学園3年)4分27秒06
・大谷芽以(静岡・細江3年)4分29秒
・吉川菜緒(兵庫・稲美3年)4分31秒98
・黒川志帆(富山・大沢野1年)4分33秒90
・滝本茉心(岩手・下小路2年)4分34秒52
・鈴木菜純(福島・会津若松第一2年)4分36秒10
・三宅凜(広島・西条2年)4分36秒13
・長島彩音(栃木・真岡2年)4分36秒36
＜5区＞
・長森結愛(富山・大沢野1年)4分31秒23
・湯田和未(福島・会津若松第一3年)4分32秒62