MLBサンディエゴ・パドレスで6年総額1億800万ドル（日本円:約142億円）で契約延長をしたダルビッシュ有投手が日本時間11日、本拠地であるペトコ・パークにて会見を行いました。

ダルビッシュ投手は昨季チームのエースとして自己最多タイの16勝、防御率3.10の好成績をマークしました。

「最高の球団であるパドレスとこのような契約をこの歳で結べたことを本当に光栄に思います」と語ったダルビッシュ投手。

現在、36歳のダルビッシュ投手が今回結んだ契約は6年。30代後半での長期契約はMLBでも異例。

「この6年というところにも表れていると思うんですけど、すごく（チームからの）信頼を感じたので、ここまで野球をやってきて良かった」と喜びを口にしたダルビッシュ投手。

自身のパフォーマンスについて「いけるところまでいきたいと思いますし、ダメになったら潔く引こうとは思っている。ただ、去年やってきたようなことを『1日1日が最後だ』という気持ちでこれからもやっていきたい」と決意を新たにしました。

また、3月から行われるWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）で日の丸を背負うダルビッシュ投手。今月17日から宮崎で行われる侍ジャパンのキャンプに向けて、現地12日に帰国予定だといいます。

WBC出場については「すごく楽しみにしています。日本の若い選手たちもそうですし、自分がアメリカで、パドレスで教えて頂いていることとかを日本の選手たちや日本の球界に対してシェアできるということをすごく楽しみしています」とコメント。

「（36歳という）自分の歳で6年をあげるということは本当にないことだと思う。それも含めて（パドレスの）スプリングトレーニングにいかないで、日本の合宿に参加するであったり、まさにそれは信頼をすごく感じる。野球をやってきて信頼を得られたというのはうれしいです。」と改めてチームへの感謝を語りました。