◇リーガ・エスパニョーラ開幕節 レアル・ソシエダ1-0カディス（現地14日、スペイン）

スペイン1部、リーガ・エスパニョーラのレアル・ソシエダに所属する久保建英選手(21)が、アウェーで行われたカディスとの開幕節で決勝弾をあげ、勝利に貢献しました。

7月にレアル・マドリードからレアル・ソシエダに移籍した久保選手は、アウェーの開幕節で2トップの一角としてスタメン出場。試合序盤から度々相手ゴールに迫るプレーを見せた久保選手に、前半24分チャンスが訪れます。敵陣でボールを奪ったソシエダ、すると久保選手が素早くフリーになり縦パスを要求。ゴール前中央で味方からの浮き球の縦パスを左足で冷静にワントラップし、右足でボレーシュート。新天地でいきなり初ゴールを決めました。

その後も積極的にボールに絡んだ久保選手は、後半33分に交代。試合はそのまま1-0でレアル・ソシエダが勝利し、久保選手は新天地で決勝ゴールをあげる鮮烈デビューとなりました。

この活躍にSNSでは「なんて素晴らしいんでしょう！」「初戦でファンを完全に魅了した」と久保選手の活躍をたたえる声が。

そしてソシエダのファンにはクラブのSNSを通じて久保選手は「みなさんお疲れさまです。自分のゴールで勝つことができて非常にうれしいですし、(アウェーで)遠くまで来てくれたファンの皆さんにもいいものを見せられたなと思います。まだまだシーズンは長いので、気持ちを切り替えてしっかり休んで、次の試合に向かっていきたいと思います」とメッセージを送っていました。