【MotoGP】日本グランプリへ 25年ぶりの世界王者狙う佐々木歩夢が意気込み語る
■佐々木歩夢選手が意気込みを語る
木曜日は走行はなしで、パドックでは金曜日のフリー走行などに向けて各チーム、ライダーたちが準備を急ピッチで進めます。そんな中、28日(木)、日テレスポーツ【公式】YouTubeのパドックLIVE配信で佐々木歩夢選手が今大会の意気込みを語りました。
「(今大会は)雨が降らないことを祈っています。(今季)まだ勝てていないので、ここでファンの皆さんの前でしっかり優勝したい。そのために集中して頑張ります」と柔らかい口調ながら、優勝を強く意識している様子でした。
▽Moto3クラス 2023シーズン第13戦終了時点での上位ランキング
1 オルガド(スペイン/KTM) 174P 3勝 表彰台6回
2 マシア (スペイン/ホンダ) 174P 2勝 表彰台7回
3 佐々木歩夢(日本/ハスクバーナ)173P 表彰台7回
4 アロンソ(コロンビア/ガスガス)151P 3勝 表彰台4回
5 オンジュ(トルコ/KTM) 146P 2勝 表彰台5回
6 オルトラ(スペイン/KTM) 140P 2勝 表彰台2回
■軽排気量クラスでの日本人世界チャンピオン
また4年のときを経て、1998年に2度目の世界チャンピオンになりました。日本人世界王者の中で世界王者『返り咲き』を達成したのは坂田さんだけです。佐々木選手は坂田さん以来、25年ぶりの軽排気量クラスの王者になれるかに注目です。
重要なのは「優勝」と「完走」です。今季13戦でまだ優勝がない佐々木選手。佐々木選手が最終戦まで戦い抜き、誰かと同ポイントで最終的に並んだときにものを言うのが「優勝回数」です。またノーポイントレース(転倒リタイアや16位以下のレース)をいかに少なくするか。佐々木選手は今季、7度表彰台にあがっていて、完走したレースはすべて7位以内。ノーポイントレースは2回と安定した形で過ごしています。
ちなみに1999年の125ccクラスの世界王者であるスペイン人のエミリオ・アルサモラさんはシーズン中の優勝『0』回でタイトルを手にしています。5勝を挙げたライバルとの最終的なポイント差はわずかに『1』でした。
▽軽排気量クラス 日本人世界王者(全て125ccクラス)
1994 坂田和人 アプリリア
1995 青木治親 ホンダ
1996 青木治親 ホンダ
1998 坂田和人 アプリリア
【日本グランプリ 開催概要】
栃木県のモビリティリゾートもてぎで9/29(金)-10/1(日)
9/29(金) 3クラスのフリー走行など
9/30(土) 3クラスの予選+MotoGPクラススプリントレース
10/1(日) 3クラスの決勝
【放送】
日本テレビ《関東ローカルで10/2(月)深夜》
BS日テレ《10/1(日)MotoGPクラス決勝中心に生中継》
CS放送日テレジータス《9/30(土)3クラスの予選+スプリントレース 生中継》
《10/1(日)3クラスの決勝 生中継》
【配信】
Hulu《9/29(金)-10/1(日) 初日3クラスのフリー走行から生配信》
日テレスポーツ【公式】YouTube 《日本GP関連の様々な配信を予定》