【男子ケイリン】ボートから転身の太田海也 準決勝で涙の失格も「強くなって戻ってくる」4年後へ決意
自転車男ケイリン準決勝で敗退した太田海也選手が涙を流す(写真:日刊スポーツ/アフロ)
◇パリオリンピック2024 自転車男子ケイリン(大会19日目=日本時間11日 サンカンタンアンイブリーヌ・ベロドローム)
男子ケイリンの太田海也選手が準決勝で警告、失格となり決勝進出を逃しました。
各組上位3人が決勝に進出できる準決勝。太田選手は3位でフィニッシュし決勝進出かと思われました。しかしその後判定が覆り、太田選手が内側を走る相手選手を妨害したとして、警告。その後、失格となりパリでの戦いを終えました。
また決勝に進出した中野慎詞選手は、最終4コーナーで落車し、棄権。最終順位は4位タイで日本選手はメダルに届きませんでした。
「チームでメダルが一つでも取れたら必ずロサンゼルスに向けていいスタートが切れる」と中野選手の決勝を見届けた太田選手。すべてのレースが終わり取材に応じ、「オリンピックという舞台で誰もメダルがとれず、本当に申し訳ない気持ち」と言葉をつまらせながら、「もっともっとこれまで以上に自分を追い込む必要がある」と語りました。
「納得いかない結果で、毎日毎日、心折れそうな中、日本で応援してくれるファンがいた」と声を絞り出し、「個人種目は先輩が僕に預けてくれた枠。自分の気持ちで諦めるわけにはいかないと思っていた。一本一本全力で取り組んだが、本当に申し訳ない」と涙を流しました。
太田選手は、ボートから転身し、自転車の代表選手へ。わずか3年ほどで国際大会で数々のタイトルも手にし、メダル獲得も期待されていました。
「世界で自分が戦えるってことがわかって、でも金メダルを争うレベルには少し遠かった。もっと強くならないといけない」と太田選手。「ボートを諦めて自転車に移ってきて、気持ちは誰よりも強いと思っている。ボートでの学んだ忍耐力や背中の力、足の力すべてが役に立っている」とその歩み振り返りました。
また4年後のロサンゼルス五輪へ向け、「やっぱり審判員に判定されないレベルになるしかない。今回はすべてがかみ合わなかったので、4年後、強くなって戻ってきます」と力強く語り、「日々の小さな一歩を積み重ねて、よくて金メダル、悪くて銅メダルを目指していきたい」と決意を口にしました。
男子ケイリンの太田海也選手が準決勝で警告、失格となり決勝進出を逃しました。
各組上位3人が決勝に進出できる準決勝。太田選手は3位でフィニッシュし決勝進出かと思われました。しかしその後判定が覆り、太田選手が内側を走る相手選手を妨害したとして、警告。その後、失格となりパリでの戦いを終えました。
また決勝に進出した中野慎詞選手は、最終4コーナーで落車し、棄権。最終順位は4位タイで日本選手はメダルに届きませんでした。
「チームでメダルが一つでも取れたら必ずロサンゼルスに向けていいスタートが切れる」と中野選手の決勝を見届けた太田選手。すべてのレースが終わり取材に応じ、「オリンピックという舞台で誰もメダルがとれず、本当に申し訳ない気持ち」と言葉をつまらせながら、「もっともっとこれまで以上に自分を追い込む必要がある」と語りました。
「納得いかない結果で、毎日毎日、心折れそうな中、日本で応援してくれるファンがいた」と声を絞り出し、「個人種目は先輩が僕に預けてくれた枠。自分の気持ちで諦めるわけにはいかないと思っていた。一本一本全力で取り組んだが、本当に申し訳ない」と涙を流しました。
太田選手は、ボートから転身し、自転車の代表選手へ。わずか3年ほどで国際大会で数々のタイトルも手にし、メダル獲得も期待されていました。
「世界で自分が戦えるってことがわかって、でも金メダルを争うレベルには少し遠かった。もっと強くならないといけない」と太田選手。「ボートを諦めて自転車に移ってきて、気持ちは誰よりも強いと思っている。ボートでの学んだ忍耐力や背中の力、足の力すべてが役に立っている」とその歩み振り返りました。
また4年後のロサンゼルス五輪へ向け、「やっぱり審判員に判定されないレベルになるしかない。今回はすべてがかみ合わなかったので、4年後、強くなって戻ってきます」と力強く語り、「日々の小さな一歩を積み重ねて、よくて金メダル、悪くて銅メダルを目指していきたい」と決意を口にしました。