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隅田知一郎が“マダックス”達成 99球完封勝利で西武が連敗を『8』でストップ 5回に打者一巡の猛攻で一挙5得点

2024年6月12日 20:48
隅田知一郎が“マダックス”達成 99球完封勝利で西武が連敗を『8』でストップ 5回に打者一巡の猛攻で一挙5得点
西武の隅田知一郎投手(写真:時事)
プロ野球 セ・パ交流戦 西武5-0広島 (12日、ベルーナドーム)

8連敗中の西武は、セ・リーグ首位の広島に完封勝利。先発の隅田知一郎投手は1試合100球未満で完封勝利をあげる“マダックス”を達成しました。

西武の先発はここまで3勝5敗の隅田投手。初回、秋山翔吾選手に四球を与えるなど1アウト2塁のピンチを背負います。それでも野間峻祥選手と小園海斗選手を打ち取るなど無失点で抑えます。

2回もランナー2塁まで進められますが自らけん制で刺し、得点を許しませんでした。

一方、4回まで無得点で抑えられていた西武は、5回、23回連続無失点の広島先発・森下暢仁投手から代打の滝澤夏央選手がレフト前ヒットを放つと、2アウトながら2塁のチャンスを作ります。

すると9番の元山飛優選手が センターへタイムリーヒットを放ち、森下投手から先制点を奪います。

その後、1、2塁にすると、西川愛也選手がライトへタイムリースリーベースヒットを放ち、2点を追加。栗山巧選手が四球を選び1、3塁になったところで、中村剛也選手が内野安打を放ち1点を加えました。さらに陽川尚将選手にもタイムリーヒットが出た西武。この回一挙5点を奪いました。

投げては先発・隅田投手が5回から8回まで三者凡退で抑えるなど好投。9回に2アウト1、2塁のピンチを背負いましたが、最後は小園選手を空振り三振で抑えた隅田知一郎投手。9回、99球を投げ、被安打4、4奪三振、与四球2、無失点。この試合、1度も3塁を踏ませず広島打線を封じ完封勝利。西武は連敗を『8』でストップさせました。