22日の試合で自打球が左膝付近に直撃し、その後2試合スタメンを外れていた巨人の期待の若手・増田陸選手。

増田選手は自打球については正直痛かったと明かしたものの、「気合で。それは二岡(智宏2軍監督)さんがすごく大事にしている部分で、僕は三軍にいたときからずっと言われていたんで」と強い気持ちで痛みを乗り越えたと語りました。25日にはスタメンに復帰し、6打数3安打1本塁打の活躍を見せている増田選手。

得点圏打率は4割と、チャンスでの強さも増田選手の大きな魅力ですが「ランナーがいるときもいないときも、『打ったろ』という気持ちは変わらない」と冷静に分析しました。

守備では一塁手の座を中田翔選手、中島宏之選手といったベテラン選手と争っています。「若々しく、ガツガツする部分では負けたくないんで、気持ちの面でまず勝って。それにいろいろな選手の話を聞いてレベルアップしたいなと思います」と貪欲さを見せました。

自主トレを一緒に行うなど、“師匠”である坂本勇人選手については「昔から憧れで、一番好きな選手」と増田選手。「勇人さんにバッティングについて聞きに行って。相手ピッチャーのことも聞いたらいろいろ教えてくれた」と巨人の大先輩から野球についてたくさん吸収していることを明かしました。