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広島・新井監督「今年にかける意気込みを感じた」 宇草孔基が失点直後の一発 同学年の森下暢仁も信頼

2024年4月21日 8:38
広島・新井監督「今年にかける意気込みを感じた」 宇草孔基が失点直後の一発 同学年の森下暢仁も信頼
同学年コンビでお立ち台に上がった森下暢仁投手と宇草孔基選手
プロ野球セ・リーグ 広島6-2巨人(20日、マツダスタジアム)

広島が6-2で巨人に勝利。今季初勝利を飾った森下暢仁投手と、約1年10か月ぶりのホームランを放った宇草孔基選手が、そろってお立ち台に上がりました。

この日6回1/3、105球を投げた森下投手。巨人打線に12安打を許しましたが、2失点にとどめ、勝利しました。「12安打されてるので、ここにいていいのかなと思っています。初回から秋山(翔吾)さんだったり久保(修)だったり野間(峻祥)さんだったり、助けてもらいながら今日投げていたので、野手の方に感謝しています」と、謙虚に語りました。

また、森下投手がマウンドを降りた後の7回、同学年の宇草選手が代打で登場。宇草選手は高めのストレートをとらえ、ライトスタンドへの大きなソロホームランを放ちました。この本塁打について、森下投手は「自分が投げる試合は基本的に宇草は打ってくれるので、打つだろうなと思って見ていました」と話し、宇草選手への信頼感を明かしました。

宇草選手は昨シーズン1軍出場機会がなく、これが2022年6月22日の阪神戦でのサヨナラホームラン以来、約1年10か月ぶりの一発。「とにかく力まないようにリラックスしていけと皆さんにいつも言っていただいているので、それだけを考えていきました」と打席を振り返ります。また「今年駄目だったら終わりだと思って臨んでいる」と語る宇草選手。その思いが結果にも表れていて、代打では3試合連続で安打を記録しています。

新井貴浩監督も「(宇草選手の本塁打は)大きかったですね。その前も代打でヒット打ってますし。本当に大きなホームランでしたし、彼の今年にかける意気込みを感じました」と、たたえました。

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