【ラグビー日本代表】チームを支える“元・会計士” クレイグ・ミラーがW杯初出場 全選手紹介#23
■ジェイミーラグビーをよく知る経験豊富なプロップ
ラグビー王国ニュージーランド出身のミラー選手は、大学卒業後の2014年、最高峰リーグ・スーパーラグビーのハイランダーズでプレー。ハイランダーズでは現日本代表の指揮官ジェイミー・ジョセフHCの下でプレーをしました。
2018年には、当時日本からスーパーラグビーに参戦していたサンウルブズと、パナソニック(現・埼玉パナソニックワイルドナイツ)の両方に在籍。サンウルブズでもジェイミーHCの下でプレーをしていたことから、ジェイミーラグビーを深く理解している選手の一人です。
2019年にはサンウルブズで共同主将も務め、リーダーシップを発揮しました。
2021年6月に代表デビューし、ワールドカップは今回が初出場。現在32歳で、愛称は「ミルジー」。
■“ラガーマン”と“会計士”二刀流の経歴を持つ縁の下の力持ち
ミラー選手の武器は力強いスクラムと強烈なタックルで、献身的なサポートプレーが光る日本代表の縁の下の力持ち。運動量の多いハードワーカーとしてもチームをもり立てます。
グラウンド上の力強いプレーとは一転、ミラー選手は会計士の資格を持つ、元“二刀流”プレーヤー。大学卒業後に、会計士として働きながらクラブでプレーした経験があります。
座右の銘は「Good things happen to good people(善良な人にはいいことが起こる)」で、憧れのアスリートは、メジャーリーグで“二刀流”として活躍するエンゼルスの大谷翔平選手。
初出場のW杯に向けては「日本代表メンバーに選ばれたことをとても誇りに思い、興奮しています。目標は優勝です」と力強く意気込みました。
◇クレイグ・ミラー選手
主なポジション:プロップ
生年月日:1990年10月29日
所属チーム:埼玉パナソニックワイルドナイツ
身長:186センチ
体重:116キロ
出身地:ニュージーランド
出身校:オタゴボーイズ高校→オタゴ大学
◇日本代表のW杯スケジュール(日本時間)
9月10日 VSチリ
9月18日 VSイングランド
9月29日 VSサモア
10月8日 VSアルゼンチン