×

17歳の長谷川帝勝がスノボー・ジュニア世界選手権を2種目制覇 大技『フロントサイド1620』成功で今大会最高得点

2023年9月4日 16:41
17歳の長谷川帝勝がスノボー・ジュニア世界選手権を2種目制覇 大技『フロントサイド1620』成功で今大会最高得点
スノーボード・ジュニア世界選手権で2種目を制覇した17歳の長谷川帝勝選手
スノーボード・ジュニア世界選手権(9月4日、ニュージーランド・カードローナ)

ニュージーランドで行われた14歳から18歳の選手たちが集まり世界一を決める大会、スノーボード・ジュニア世界選手権。ビッグエア種目で17歳の長谷川帝勝(たいが)選手が優勝しました。長谷川選手はスロープスタイル種目に続く優勝で、2種目制覇。圧巻の強さでジュニア世界選手権の総合優勝も飾りました。

オリンピック種目にも採用されているビッグエアは、キッカーと呼ばれる巨大なジャンプ台を飛び技の難易度などを競う種目。ジュニア世界選手権では3本のジャンプを飛び、点数の高い2本の合計点で順位を決めます。

長谷川選手は1本目に大技「キャブ1620」を決めてこの時点で暫定トップに立ちます。しかし2本目は失敗し、最後の3本目を残した時点では表彰台圏内には入っていませんでした。それでも長谷川選手は、最後の3本目のジャンプで大技「フロントサイド1620」を見事に決めると今大会の最高得点92.25点を叩き出し逆転優勝。

8月30日に行われたスロープスタイルでも優勝していた長谷川選手は、これでスロープスタイルとビッグエアの2種目制覇を達成。ジュニア世界選手権の総合優勝を飾りました。