陸上400mリレーで日本が銀! 15日目
【リオデジャネイロ五輪 大会15日目=現地時間19日】
陸上の男子400メートルリレー決勝で日本(山縣亮太選手・飯塚翔太選手・桐生祥秀選手・ケンブリッジ飛鳥選手)が37秒60のアジア新記録・日本新記録で2位となり、銀メダルを獲得。日本は同種目で2008年北京五輪(銅メダル)以来のメダル獲得で、銀メダルは同種目史上初。
1位は37秒27のジャマイカで、今大会100メートルと200メートルで金メダルを獲得したウサイン・ボルト選手が3大会連続で3種目制覇を達成した。また、3位はアメリカが失格となり、37秒64のカナダが繰り上がった。
陸上男子50キロ競歩では、世界選手権4位の荒井広宙選手が3番手でフィニッシュ。日本競歩界初のメダル獲得と思われたが、レース終盤に3番手争いをしていた選手の進路を妨害したとして一度は失格となった。しかし、この裁定を受けて日本陸上連盟が異議申し立てをした結果、それが認められ、日本競歩界初のメダル、銅メダルが確定した。
陸上女子5000メートル決勝では、上原美幸選手が15分34秒97で15位だった。
バドミントン女子シングルスで、奥原希望選手が銅メダルを獲得した。3位決定戦の相手、中国人選手が棄権したためで、シングルスでの日本勢のメダル獲得は初めて。
シンクロナイズドスイミングでは、8人によるチームのフリールーティン決勝で日本が銅メダルを獲得。この競技でのメダル獲得は、アテネ大会以来12年ぶり。1位はロシアで大会5連覇。2位は中国がロンドン五輪に続く銀メダル。
レスリングフリースタイル男子57キロ級決勝では、樋口黎選手がウラジーミル・キンチェガシビリ選手(ジョージア)に敗れ、銀メダルとなった。男子フリースタイル74キロ級では、高谷惣亮選手が準々決勝でガリムジャン・ウセルバエフ選手(カザフスタン)に敗れた。
サッカー女子決勝は、ドイツがスウェーデンを2-1で破り金メダルを獲得した。サッカー女子決勝3位決定戦は、カナダがブラジルを2-1で下し、銅メダルに。
大会15日目を終えて、日本のメダルは金12・銀8・銅21で計41個となり、過去最多の前回ロンドン大会の38個を更新している。