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「申し訳ない気持ちでいっぱい」 ラグビー日本代表がジョージアに2点差で惜敗

2024年7月14日 6:15
「申し訳ない気持ちでいっぱい」 ラグビー日本代表がジョージアに2点差で惜敗
リーチ マイケル選手(写真:時事)
◇リポビタンDチャレンジカップ2024 ジョージア25-23日本(13日、ユアテックスタジアム仙台)

世界ランキング12位の日本は、同ランキング14位のジョージアとのテストマッチを戦い、25対23で惜敗しました。

試合開始前半3分、日本のジョネ・ナイカブラ選手が集団から抜けだしトライを決め、日本が幸先よく先制点を奪います。その後、李承信選手がコンバージョンゴールを決め7点差とします。

しかし前半9分、ジョージアのルカ・マトカヴァ選手にペナルティーゴールを決められ3点を奪われると、前半12分にも50m付近からロングペナルティーゴールを成功され7-6と1点差に詰め寄られます。

日本は前半20分、下川甲嗣選手がレッドカードで退場となり1人少ない状態になってしまうと、直後にヴァノ・カルカゼ選手にトライを決められ逆転を許してしまいます。その後も再びトライを決められるなど13-18で前半を終了。5点差で試合を折り返します。

そして後半。早く追いつきたい日本は後半16分に李選手がペナルティーゴールを成功させ2点差に詰めます。後半18分にはサミソニ・トゥア選手がゴールラインを越えトライを試みましたがジョージアの堅い守りを前にグラウンディングができず、惜しくもトライにはなりません。

後半24分には、ゴールポスト付近でトライを試みた日本でしたが、外に大きく展開すると長田智希選手が日本代表キャップ初トライを決めて逆転に成功。さらにコンバージョンキックも成功させ23-18とリードを5点に広げます。

しかし後半34分、ギオルギ・ジャヴァヒア選手にトライを決められると、コンバージョンゴールも決められて、23-25と再び逆転を許しそのままノーサイド。日本は惜しくも2点差でジョージアに敗れました。

試合を終えた、齋藤直人選手は「結果を残せなかったのは残念ですし、これだけ多くの方に会場に駆けつけてくれたので申し訳ない気持ちでいっぱいです。トライした後にペナルティーゴールという形で6点失った部分と、また人が少なくなったあたりから少しずつ規律の乱れで、勢いが向こうにいってしまったのかなと思います」と試合を振り返りました。

またエディー・ジョーンズHCが求める『超速ラグビー』について「イングランド戦に比べれば間違いなくチームとして成長していると思いますけど、結果が全てだと思うので、次のイタリア戦は必ず勝ちたい」と、次の戦いに向けて意気込みを語りました。