【W杯】「自分たちを過小評価せず思いきりやるだけ」冨安健洋 ベスト8入りをかけたクロアチア戦へ覚悟
サッカー日本代表・冨安健洋選手
◇サッカーFIFAワールドカップカタール2022(11月20日~12月18日)
グループリーグを1位通過した日本代表・冨安健洋選手が3日、決勝トーナメント・クロアチア戦に向け取材に応えました。
右太ももの違和感で、ここまでフル出場ができていない冨安選手ですが、コンディションに問題はないと話し、クロアチア戦に向けても「自分たちのことを信じて過小評価しすぎず思い切ってやるだけかなと思います」と意気込みを語りました。
◇冨安健洋選手インタビュー全文
――グループリーグ最後のスペイン戦、失点の許されない難しい場面で途中出場されました。投入された時はどんな気持ちでしたか?
「状況的に、入るなら右ウイングバックだろうっていう予想はしてたので、問題なく入れたと思います。あとは失点しちゃいけないというシチュエーションでもあったので、しっかり0で抑える、ゲームを締めるというところは意識して入りましたね」
――スペインの素早い攻撃や華麗なパス回し含め、レベルの高い相手だったと思いますが実際対戦してみていかがでしたか?
「前半は特に僕たちがしっかり守備から入るということで、より相手にボールを持たれる展開の中でプレーしてましたけど、後半の僕が入ったタイミングではよりはっきりと失点しないという、そういう状況で入った。うまく周りとコミュニケーション取りながら、しっかり守ることはできたのかなと思います」
――冨安選手はケガの影響で全体練習に参加できないこともありました。現在のコンディションは?
「スペイン戦やっていい感じにコンディション調整できたので、次の試合はもっといい状態で臨めるかなと思います」
――90分フル出場というのも体の状態としては大丈夫か?
「はい、大丈夫です」
――冨安選手はディフェンスの要ですが、いろいろなポジションごとに頭を切り換えるのは大変ではないですか?
「それはアーセナルでもやっていることではあるので、試合によってサイドバックの右をやったり左をやったりというのもありますし。もちろん細かいところの切り替えというのはやっていますけど、大きくは変わらないですし、ディフェンダーなんでまずは無失点に抑えるってところを目標にやっていますね」
――ドイツ、スペインへの勝利が日本サッカー界に与える影響は大きいと思いますか?
「この先次のステップに進むためには、ああいう戦い方ではなく、しっかりとやり合うかたちで。僕たちがアジャストするかたちではなく、僕たちが主導権握って僕たちのやり方で勝てるようになっていければ次のステップに進むことができるんじゃないかと思います」
――次のステップに進むために必要なものとは何ですか?
「全選手が所属チームでやっていることが代表にもつながるので、少しでもレベルの高いリーグ、クラブでプレーすることで日常が変わってくると思います。強豪国というのは当たり前のようにプレミアリーグだったり世界的に見てもビッグクラブでやってる選手たちが多いので、そういった国になっていければいいなというふうに思います。少しでもレベルの高い場所でサッカーするってところが大事なポイントかなと思います」
――冨安選手が自分を厳しい状況に置き続ける原動力は何ですか?
「サッカー選手である以上、少しでも上を目指すというのは僕だけじゃなく全選手が思っているところだと思います。自分が成長するために結局、環境が人を作ると思うので、自分が少しでも成長できる環境に身を置いて、少しずつ練習の中でも背伸びしながらプレーすることで成長につながると思います」
――クロアチア戦へはあと2日。この試合スパンの短さはどのように感じていますか?
「クラブチームでも中3日だったり、中2日でずっとやってるので、そう考えるといつもと変わらないなと思ったんですけど。ここ3試合も中3日でしっかり準備してやってこられているので、ピッチ上だけでなくピッチ外のところでもたくさんサッカーの話をしていますし、そういったコミュニケーションのところを続けていければいいかなと思います」
――代表の中でコミュニケーションの中心になっている選手は誰ですか?
「誰が中心というわけではないですけど、自分が感じたことや思ったことをパッと口にして、それを話してっていう感じ。本当に全員でコミュニケーション取っている感じですね」
――日本代表の目標のベスト8まであと一つとなります。このクロアチア戦の重要性についてはいかがですか?
「本当に簡単じゃないとは思っているし、だからこそ今大会まで達成できていない目標です。でもできる限りの準備をして臨みたいと思っていますし、しっかりと自分たちのことを信じて過小評価しすぎず思い切ってやるだけかなと思います」
――最後に日本のサポーターへメッセージをお願いします
「サポーターの力というのは大きいですし、本当に僕たちの力になっている。日本からの応援というのも届いてますし、そういった応援してくれている方たちに何かをお返しできるように、僕たちもピッチ上で全力でプレーしますし、僕たちが歴史を塗り替える瞬間というのを一緒に目の当たりにしてくれたらうれしいなと思います」
グループリーグを1位通過した日本代表・冨安健洋選手が3日、決勝トーナメント・クロアチア戦に向け取材に応えました。
右太ももの違和感で、ここまでフル出場ができていない冨安選手ですが、コンディションに問題はないと話し、クロアチア戦に向けても「自分たちのことを信じて過小評価しすぎず思い切ってやるだけかなと思います」と意気込みを語りました。
◇冨安健洋選手インタビュー全文
――グループリーグ最後のスペイン戦、失点の許されない難しい場面で途中出場されました。投入された時はどんな気持ちでしたか?
「状況的に、入るなら右ウイングバックだろうっていう予想はしてたので、問題なく入れたと思います。あとは失点しちゃいけないというシチュエーションでもあったので、しっかり0で抑える、ゲームを締めるというところは意識して入りましたね」
――スペインの素早い攻撃や華麗なパス回し含め、レベルの高い相手だったと思いますが実際対戦してみていかがでしたか?
「前半は特に僕たちがしっかり守備から入るということで、より相手にボールを持たれる展開の中でプレーしてましたけど、後半の僕が入ったタイミングではよりはっきりと失点しないという、そういう状況で入った。うまく周りとコミュニケーション取りながら、しっかり守ることはできたのかなと思います」
――冨安選手はケガの影響で全体練習に参加できないこともありました。現在のコンディションは?
「スペイン戦やっていい感じにコンディション調整できたので、次の試合はもっといい状態で臨めるかなと思います」
――90分フル出場というのも体の状態としては大丈夫か?
「はい、大丈夫です」
――冨安選手はディフェンスの要ですが、いろいろなポジションごとに頭を切り換えるのは大変ではないですか?
「それはアーセナルでもやっていることではあるので、試合によってサイドバックの右をやったり左をやったりというのもありますし。もちろん細かいところの切り替えというのはやっていますけど、大きくは変わらないですし、ディフェンダーなんでまずは無失点に抑えるってところを目標にやっていますね」
――ドイツ、スペインへの勝利が日本サッカー界に与える影響は大きいと思いますか?
「この先次のステップに進むためには、ああいう戦い方ではなく、しっかりとやり合うかたちで。僕たちがアジャストするかたちではなく、僕たちが主導権握って僕たちのやり方で勝てるようになっていければ次のステップに進むことができるんじゃないかと思います」
――次のステップに進むために必要なものとは何ですか?
「全選手が所属チームでやっていることが代表にもつながるので、少しでもレベルの高いリーグ、クラブでプレーすることで日常が変わってくると思います。強豪国というのは当たり前のようにプレミアリーグだったり世界的に見てもビッグクラブでやってる選手たちが多いので、そういった国になっていければいいなというふうに思います。少しでもレベルの高い場所でサッカーするってところが大事なポイントかなと思います」
――冨安選手が自分を厳しい状況に置き続ける原動力は何ですか?
「サッカー選手である以上、少しでも上を目指すというのは僕だけじゃなく全選手が思っているところだと思います。自分が成長するために結局、環境が人を作ると思うので、自分が少しでも成長できる環境に身を置いて、少しずつ練習の中でも背伸びしながらプレーすることで成長につながると思います」
――クロアチア戦へはあと2日。この試合スパンの短さはどのように感じていますか?
「クラブチームでも中3日だったり、中2日でずっとやってるので、そう考えるといつもと変わらないなと思ったんですけど。ここ3試合も中3日でしっかり準備してやってこられているので、ピッチ上だけでなくピッチ外のところでもたくさんサッカーの話をしていますし、そういったコミュニケーションのところを続けていければいいかなと思います」
――代表の中でコミュニケーションの中心になっている選手は誰ですか?
「誰が中心というわけではないですけど、自分が感じたことや思ったことをパッと口にして、それを話してっていう感じ。本当に全員でコミュニケーション取っている感じですね」
――日本代表の目標のベスト8まであと一つとなります。このクロアチア戦の重要性についてはいかがですか?
「本当に簡単じゃないとは思っているし、だからこそ今大会まで達成できていない目標です。でもできる限りの準備をして臨みたいと思っていますし、しっかりと自分たちのことを信じて過小評価しすぎず思い切ってやるだけかなと思います」
――最後に日本のサポーターへメッセージをお願いします
「サポーターの力というのは大きいですし、本当に僕たちの力になっている。日本からの応援というのも届いてますし、そういった応援してくれている方たちに何かをお返しできるように、僕たちもピッチ上で全力でプレーしますし、僕たちが歴史を塗り替える瞬間というのを一緒に目の当たりにしてくれたらうれしいなと思います」