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「365日、考えている」青山学院・原晋監督 “44人から16人”苦悩のメンバー選びに密着

2023年12月25日 5:30
「365日、考えている」青山学院・原晋監督 “44人から16人”苦悩のメンバー選びに密着
青山学院大・原晋監督
日本テレビの番組「サンデーPUSHスポーツ」では、100回目の記念大会となる箱根駅伝を特集。今回は、99回大会で駒澤大学に優勝を許し、再び頂点を目指す強豪・青山学院大学に密着しました。

44人の部員のうち、箱根駅伝の登録メンバーに選ばれるのは半分以下の16人。王座奪還に向け、原晋監督は例年以上にメンバー選出に頭を悩ませています。

「し烈ですね、固まらないですよ、今年は。時間もかかるし頭も痛いし、それだけ箱根駅伝って難しいんですよ」

どれくらいかけて考えているか問われると、「365日、常に考えている」と答えました。

練習の合間には、毎日メモ帳やスマートフォンにオーダーを書き込む様子が見られ、ベストオーダーを常に考えているといいます。

そして迎えた12月10日、箱根駅伝メンバー16人を発表する運命の日。原監督は、「1番重要な全体ミーティングです。まずここに入らなければ当然、箱根駅伝走れないわけなんで」と開口一番に切り出します。

そして、「選ばれたものが正々堂々と、青学大のユニホームを着て他大学と戦う。それでは16人発表しましょう」と声をかけ、メンバーを発表。

張り詰めた空気の中、16人の名前が順番に呼ばれていきます。神妙な面持ちの選手たちは、名前を呼ばれたときには、安どの表情を浮かべる選手もいました。

結果は、4年生で駅伝主将の志貴勇斗選手や、5月の関東インカレの5000m競技(2部)で、日本人トップとなった3年生の鶴川正也選手ら有力選手が選出外。

原監督は、「当日確実に戦えるメンバーを選定致しました」と声をかけ、戦う選手たちは、目に闘志を燃やしていました。