◇プロ野球セ・リーグ 巨人0-0中日(8日、東京ドーム)

延長12回を戦い、両者無得点の引き分けに終わった巨人。原辰徳監督は、先発した戸郷翔征投手が10回140球を投げ3安打11奪三振で無失点の内容に、「いやいや、もうナイスピッチングですね」とたたえました。

9回にはあと1人出れば戸郷投手に打席がまわるという場面で、代打を送っていたか問われた原監督。「あそこはツーウエイという形。彼もその部分を冷静に10回も抑えたというのは助かりました」と改めて感謝の言葉を口にしました。

さらに、後を受けた投手陣も好リリーフ。延長11回は中川皓太投手、12回は船迫大雅投手が打者6人で完璧に中日打線を封じました。奮闘した投手陣に「それ以上のことはない、ナイスピッチングです」と話した上で、「なんとか1点取って、取りたいっていうところだったんですが、なかなか重かったですね」と悔しさも口にしました。