◇プロ野球セ・リーグ　巨人-中日(8日、東京ドーム)

巨人の戸郷翔征投手が延長10回のマウンドに上がり、東京ドームに「戸郷コール」が巻き起こりました。

3回までノーヒットピッチングをみせるなど、9回までわずか2安打無失点の快投。この時点で球数は123球となっていましたが、打線の援護なく延長10回のマウンドに上がると球場からは「戸郷コール」が起こります。

ファンの声援を背に先頭のビシエド選手をアウトコースいっぱいの147キロストレートで見逃し三振とすると、続く石川昂弥選手には149キロのストレートで連続三振。2アウトから内野安打でヒットを許しますが、この日35人目の打者となった後藤駿太選手をライトフライに打ち取り無失点で投げきりました。

戸郷翔征投手は10回140球を投げ、3安打11奪三振の力投。直後の攻撃で代打を送られています。