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【巨人】浅野翔吾デビュー戦の裏側 長野久義からアドバイス スパイクも2足プレゼント

2023年12月31日 8:00
【巨人】浅野翔吾デビュー戦の裏側 長野久義からアドバイス スパイクも2足プレゼント
デビュー戦の裏側を明かした巨人・浅野翔吾選手
プロ野球巨人浅野翔吾選手が30日、日本テレビの「ドラマチックドキュメンタリー~独占密着!巨人を背負う男達の1年~」にVTR出演し、デビュー戦の舞台裏を明かしました。

高校通算68本塁打を誇る世代ナンバー1スラッガーの浅野選手。去年のドラフト会議で巨人が交渉権を獲得し、浅野選手のプロ野球人生が動き出しました。

開幕は2軍スタートでしたが、7月7日にプロ入り後初めて1軍に呼ばれました。

「半年前まではテレビで見ていた。自分がベンチ入っているのが考えられないので楽しみな部分はある」

試合前の円陣で「浅野翔吾18歳です!今日はカードの初戦なので、絶対勝って3連勝できるように頑張りましょう!さあいこう!」と、初出場よりも緊張する一仕事を無事乗り越えました。

中田翔選手のホームランなど、初めてベンチから見る1軍選手のプレーに、目を輝かせる浅野選手。

すると翌日の試合で1軍デビュー。忘れられることが出来ないドラマチックな1日になりました。

6回に代打でプロ初打席を迎えますが、1ボール2ストライクからの5球目、142キロのストレートに空振り三振。そして守備でもプロの洗礼を浴びます。

代打からそのまま7回にライトの守備につくと、右中間方向に飛んだ打球を追いかけますが、「気持ち的には行けるわと思っていたんですけど、体が全く動かなくて」と、慣れない人工芝に足を取られたのか、転倒。これが2塁打にはなりピンチを招きましたが、菅野智之投手が抑えて、この回は無失点となりました。

ベンチに戻ると菅野投手に頭を下げに行った浅野選手。「あしゃのなにやってんだよ」と菅野投手は冗談で怒った顔を見せますが、「いいよ。衝撃的なデビュー飾ったな。誰も忘れないよ!ナイスデビュー!頑張ろう!」と笑顔で話しました。
試合後、落ち込む浅野選手にもう1人声を掛けてくれた選手がいました。それは長野久義選手。「浅野お疲れ。大丈夫か?」と声を掛けると、「これ使って!」とスパイクを2足プレゼント。

当時のことを浅野選手は「歯のスパイクを持っていなくて、その時に長野さんがこれ使っていいよって2足くらい頂いた。(長野さんからは)1軍の流れを知らなかったので、こういう時はこうしたほうがいい、考え方とか流れとかを教えてもらいました」と振り返りました。

今季24試合に出場して、打率.250、1本塁打、2打点を記録した浅野選手ですが、来季は攻守で更なる活躍に期待です。

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