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【J1順位表】残り5試合で勝ち点4差 首位攻防戦で神戸が横浜FMを撃破 鹿島&浦和は勝ちきれず

2023年10月2日 6:05
【J1順位表】残り5試合で勝ち点4差 首位攻防戦で神戸が横浜FMを撃破 鹿島&浦和は勝ちきれず
第29節終了時のJ1順位表(1位、2位はACL出場、18位はJ2降格)
サッカー明治安田生命J1リーグ第29節の9試合が9月29日~10月1日に開催。首位攻防戦に勝利した1位神戸が2位横浜FMとの勝ち点差を4に広げ、3位浦和、4位鹿島は勝利ならず。J1残留争いでは湘南が勝利し、最下位を脱出し、代わって横浜FCが最下位となっています。J1の試合数は残り5試合となっています。

神戸2-0横浜FM(日産スタジアム)

◆得点者【神戸】大迫勇也、武藤嘉紀

J1優勝争いの大一番、勝ち点1差で激突した1位神戸と2位横浜FMの首位攻防戦を制したのは神戸。前半23分に大迫勇也選手の今季20ゴール目となるPK、前半43分にはCKから武藤嘉紀選手がヘディングで追加点。さらにチーム全体での高い守備意識で横浜FMの攻撃をシャットアウトし、敵地で快勝を収めました。これで残り5試合を残し、神戸と横浜FMの勝ち点差は4に広がりました。神戸にとってはJ1初優勝へ前進、横浜FMにとっては連覇が遠ざかる痛恨の敗戦となりました。

新潟3-2川崎F(等々力陸上競技場)

◆得点者【新潟】鈴木孝司、新井直人、太田修介【川崎F】ジョアン・シミッチ、山田新

リーグ戦最近3試合負けなしの新潟は、1点を追いかける前半30分、三戸舜介選手の強烈なロングシュートがポスト直撃。そのこぼれ球を鈴木孝司選手が押し込み同点。さらに後半14分、左サイドからのクロスに新井直人選手がアウトサイドシュートで勝ち越し。その後追いつかれるも後半35分、太田修介選手がカットインから右足を振り抜き決勝ゴール。シーソーゲームとなった一戦を制した新潟は連勝で4試合負けなしとなっています。

浦和1-1横浜FC(埼玉スタジアム2〇〇2)

◆得点者【浦和】アレクサンダー・ショルツ【横浜FC】マルセロ・ヒアン

逆転優勝のためには、なんとしても勝ち点3が必要だった浦和。しかし前半15分、横浜FCのマルセロ・ヒアン選手の豪快なシュートをネットに突き刺され失点。後半、興梠慎三選手が倒されPKを獲得し、アレクサンダー・ショルツが決めて同点にするも、その後勝ち越しゴールは奪えず。浦和は今季29試合で11度目の引き分けで、首位神戸との差は勝ち点『8』に広がっています。一方の横浜FCは連敗ストップするも、J2降格圏となる最下位に沈んでいます。

柏2-1札幌(札幌ドーム)

◆得点者【柏】細谷真大2【札幌】スパチョーク

J1残留を争う16位柏は前半21分、カウンターから細谷真大選手のゴールで先制。さらに細谷選手は前半38分、左サイドからのクロスを落ち着いて決めて2点目で今季12ゴール目。柏の若きエースが2ゴールを挙げ、勝利に導きました。柏はJ1残留に前進する勝ち点3を獲得。J2降格圏の最下位横浜FCとの勝ち点差を『6』としています。

福岡0-0鹿島(ベスト電器スタジアム)

◆得点者なし

5位鹿島は8位福岡相手に前半主導権を握るも、福岡の堅い守備を崩すことができず。後半になると福岡が優勢。鹿島は終了間際、決定機を作られるも、GK早川友基選手が右手一本ではじくスーパーセーブで得点を許さず。拮抗した試合展開は最後まで続き、スコアレスドローとなりました。今節で鹿島は首位神戸との勝ち点差は『11』、逆転優勝は大きく遠のいています。

湘南2-0C大阪(ヨドコウ桜スタジアム)

◆得点者【湘南】鈴木章斗、大橋祐紀

J2降格圏の18位湘南は0-0で迎えた後半34分のCKからチャンス。キッカー杉岡大暉選手のボールに鈴木章斗選手のヘディングで先制ゴールを奪います。さらに後半42分には、大岩一貴選手の浮き球のパスを大橋祐紀選手が左足のボレーで突き刺し追加点。この勝利で湘南は、降格圏となる最下位を脱出。一方のC大阪は3連敗となっています。

広島3-1名古屋(エディオンスタジアム広島)

◆得点者【広島】加藤陸次樹、ドウグラス・ヴィエイラ、エゼキエウ【名古屋】キャスパー・ユンカー

広島は名古屋に先制を許すも、後半に怒とうの反撃。後半27分右サイドからのクロスに加藤陸次樹選手が飛び込み同点。その後ドウグラス・ヴィエイラ選手のPKで勝ち越し、終盤にはエゼキエウ選手が勝負を決める3点目。鮮やかな逆転勝利を飾った広島は5位浮上。一方名古屋は6試合勝利なし(2分4敗)、順位を6位に落としています。

鳥栖3-2京都(駅前不動産スタジアム)

◆得点者【鳥栖】小野裕二、原田亘、ファン・ソッコ【京都】原大智、豊川雄太

後半アディショナルタイムを残し、2-1とリードしていた京都。しかし、アピアタウィア久選手がファウル後のVARのチェックで、中指を立てていたことが分かり一発退場。10人と数的不利となった京都はその後、終了間際に鳥栖の原田亘選手、ファン・ソッコ選手に立て続けに2点を決められ逆転負け。一方の鳥栖は9試合ぶりの勝利を劇的な形で手にしています。

FC東京3-0G大阪(味の素スタジアム)

◆得点者【FC東京】原川力、ディエゴ・オリヴェイラ、俵積田晃太

FC東京は前半37分、右サイドから中央へボールを送ると、連動した動きから原川力選手が決めて先制。さらに前半終了間際には、ディエゴ・オリヴェイラ選手がG大阪のディフェンスの背後を抜け出し追加点。後半には俵積田晃太選手が左サイドから2人をかわして突破し3点目。FC東京は2試合連続3ゴールで2連勝、一方のG大阪はここ4試合で11失点と守備が綻び、5試合勝利なし(2分3敗)です。

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