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DeNAバウアーがキャリア初の10回のマウンド 123球の力投で無失点も白星つかず...

2023年8月3日 20:58
DeNAバウアーがキャリア初の10回のマウンド 123球の力投で無失点も白星つかず...
3日、広島戦=マツダスタジアム DeNAのバウアー投手(写真:時事)
◇プロ野球セ・リーグ 広島-DeNA(3日、マツダスタジアム)

DeNAのバウアー投手が、キャリア初の10イニング目のマウンドに上がり、123球無失点と力投をみせました。

この試合、中6日でのマウンドとなったバウアー投手。立ち上がりはランナーを出しながらも無失点で切り抜けると、3回から6回までは打者12人、一人のランナーも出さない完璧な投球をみせます。

7回、先頭打者に四球を与え2回以来のランナーを背負ったバウアー投手は、秋山翔吾選手に154キロのストレートで追い込むと、ピッチャーゴロの併殺打に抑え、得点を与えません。9回まで110球を投じ、無失点5奪三振。打たれたヒットはわずか3本の快投を披露、0-0のまま延長戦に突入します。

しかし打線も延長10回まで広島投手陣に対して得点が奪えずにいると、バウアー投手はキャリア初となる10イニング目のマウンドへ。1アウトから秋山翔吾選手にヒットを許すと、送りバントで得点圏に進められます。

ここでDeNAの守備陣がマウンドに集まりますが、三浦大輔監督は続投を決断。続く田中広輔選手にこの試合123球目のボールでレフトフライに抑え、10回も無失点に抑えたところで後続にマウンドを託しました。

SNSでは「バウアーさんえぐすぎる」「バケモンですわ」「さすがサイ・ヤング賞投手」と称賛の声が多く寄せられたほか、「バウアーにささげよこの試合、勝ち以外の選択肢ないぞ」とDeNA打線の奮起を願う声も見られました。

試合は0-0のまま延長11回に突入しています。