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広島床田&DeNAバウアー 両者9回投げ抜き0-0で延長戦に突入

2023年8月3日 20:25
広島床田&DeNAバウアー 両者9回投げ抜き0-0で延長戦に突入
左から広島の床田投手、DeNAのバウアー投手(写真:時事)
◇プロ野球セ・リーグ 広島-DeNA(3日、マツダスタジアム)

広島とDeNAは両先発が9回を投げ抜く力投で、延長戦に突入しました。

広島の先発は今季DeNA戦で5試合に登板し、3勝負けなし、防御率1.85の床田寛樹投手。5回まで3イニング得点圏にランナーを背負いますが、あと一本を許さず、スコアボードにゼロを並べます。

しかし7回に先頭にヒットを許し、この試合初めて先頭打者を出した床田投手。それでもリーグトップタイの9勝を誇る左腕は、ヒットエンドランを仕掛けたDeNA打線をサードゴロの併殺打で打ち取り、得点を与えません。

9回にも先頭打者を出しましたが、牧秀悟選手をショートへの併殺打で切り抜けた床田投手。9回まで104球、被安打は5本、2四死球、無失点の内容です。

一方、DeNAの先発はバウアー投手。初回1アウトから野間峻祥選手の盗塁を伊藤光選手が刺すなど、2安打を浴びながらも無失点の立ち上がり。その後はキレのある変化球に加え、150キロを超えるストレートで3回から6回まで一人のランナーが出しません。

しかし7回、先頭打者に四球を与え2回以降となるランナーを背負ったバウアー投手。それでも秋山翔吾選手に154キロのストレートで追い込むと、ピッチャーゴロの併殺打に抑え、互いにノーアウトのランナーを出した7回を無失点で切り抜けます。

9回のマウンドに上がったバウアー投手は打者3人を打ち取り、9回110球、被安打3本、2四死球、無失点。緊迫した投手戦は延長戦に突入しました。